災害時のページ

[ 編集者:広報室       2017年9月1日 更新  ]

防災

1995年1月17日午前5時46分、阪神・淡路を襲った大地震は多くの人的、物的被害を与えました。また、日頃の災害に対する心構えが希薄だったことや、物的備えが個人や自治体レベルともに全く整っていなかったことも、被害を増大させる一因となりました。
本学では阪神大震災での教訓を活かし、地震対策を中心とする防災のマニュアルを作成しました。

このマニュアルには、災害時の被害を最小限に食い止めるための防災知識や心構えが記されています。日頃からそのような知識や心構えをもつことで、はじめて「もしもの場合」にも適切な行動がとれるのです。
ぜひこのことを、心に刻みつけておいてください。

キャンパスにいるときに地震が発生した場合

大揺れの後、余震が続く時があります。教職員の指示に従い、むやみに動かず身の安全を第一に考えること。揺れが沈静化してからも落ち着いて行動してください。

室内にいる場合

室内にいる場合(イメージ)

教室・サークル部室等にいる場合は、衣類・持物などで頭を覆い、机の下などにもぐる。また余裕のある場合は以下にも留意する。

●窓ガラスの飛散を防ぐため、窓のカーテンを閉める。
●ドアを開放し、出口を作る。
●落下・転倒などの恐れのあるものから離れ、身を守る。

廊下にいる場合は、窓ガラスが飛散したり壁が倒れる恐れがあるので、壁際には寄らず、すみやかに近くの教室に避難して、机の下にもぐる。近くに教室のない場合は、照明器具など落下の恐れのあるものの下から離れ、衣類・持物などで頭を覆ってかがみこむ。
階段にいる場合は、あわてて降りようとせずに、衣類・持物などで頭を覆い、かがみこむ。

室外にいる場合

室外にいる場合(イメージ)

窓ガラスが飛散したり壁が倒れる恐れがあるので、校舎や塀から離れ、中央芝生など、広い場所に避難して腰をおろす。
その時、地面の亀裂や陥没・隆起などに注意する。

地震沈静後の対応

火災が発生した場合

火災が発生したら、すみやかに周囲に知らせて消火活動にあたる。初期消火が無理なようであれば、直ちに避難する。また一度避難したら再び中に戻らないこと。

●水や消火器以外にも座布団、毛布など手近なものを利用して手早く消火する。
●煙を吸い込まないように姿勢を低く床をはうように避難する。

消火器の利用手順

消火器の利用手順(イメージ)

避難上のポイント

○出口に殺到したりせず、負傷者や障がい者を優先的に誘導しつつ順序よく避難する。
○隣室なども含め全員退出したか確認の上、ドアは開放したまま退避する。ただし火災が発生し、消火不能の場合は閉めて避難する。
○エレベーターは、閉じ込められる危険があるので、絶対に使用せずに階段で避難する。

【退避の心得】
冷静に状況を判断して、隣人を確認しながら負傷者や障がい者の避難をサポートする。
■衣類・持物などで頭を覆い、窓ガラス・照明器具・外壁・看板などの落下物に注意する。
■地面の亀裂・陥没・隆起や、電柱・塀などの倒壊に注意する。
■停電した場合は、誘導灯を目印に落ち着いて避難する。
■周辺がパニックに陥りそうな時は「机にもぐれ」「落ち着いて」など、状況に応じた正確な指示を声に出してお互いに確認する。

【実験中の場合】
■揺れた場合は、すぐに火の始末をし電気器具などの電源を切る。衣類・持物などで頭を覆い、落下・転倒などの恐れのあるものから離れ、まず身の安全をはかる。
■火災が発生した場合(化学薬品の混合などで)は、揺れがおさまってから消火器で初期消火活動をする(消火不能の場合はただちにドアを閉めて避難する)。
■火災で煙が発生した場合は、ハンカチなどを口にあて(水で濡らせればより良い)、煙を吸い込まないようにする。

自宅や下宿、マンション等で地震が発生した場合

地震発生時の対処法

1.「もぐる」「かぶる」

大きな揺れの場合は、落下・転倒などの恐れのある家具から離れ、イス・テーブル・机・ベッド・布団などの下にもぐり、座布団・クッションなどで頭を守る。
手近に何もない場合は、手で頭を守る。手と頭は密着させると衝撃を直に頭に受けるので少し隙間をつくり、落下物で動脈を切らないように手のひらは下にむける。

2.「閉める」

小さな揺れの場合は、すぐに火の始末をし、ガスの元栓を閉め、電気器具のスイッチを切りコンセントを抜く。
大きな揺れの場合は、無理に動くとかえって危険なので、まず身の安全を考えて安全な場所への避難が第一。たとえ出火しても、揺れがおさまってからの消火活動で十分間に合う。

3.「開ける」「離れる」

揺れが激しい場合は、ドアや窓が変形して開かなくなり閉じ込められる恐れがある。揺れの合間をみてドアや窓を少し開けて脱出口を確保しよう。
マンションの場合は、出入口数も少なく、ドアも鋼製なので要注意。

地震沈静後の対応

ゼミやクラスでの情報の一本化

●日頃から緊急連絡先などを決めておき、そこを中継地点として情報交換する。
●デマなどに惑わされないようにする。

ライフラインのチェック

【ガス】
■火災や酸欠(酸素欠乏)の原因となりやすいので、日頃から安全装置の確認をしておく。
■復旧しても、ガス会社の点検があるまではガスの元栓を閉めておく。
■ガス漏れした場合は、換気扇などのスイッチは火花がとび爆発の恐れがあるので、換気は窓を開けて行う。

【電気】
■復旧しても、漏電や感電の恐れがあるので電気器具は使用前によく点検する。
■長期間の停電時の明かりとしては、ランタン(石油ランプ等)が役に立つ。

【水道】
■マンションの給水塔の水や井戸水などは、生活用水として利用できる。
■日頃から風呂の水を貯め置きする習慣をつける。


■ボランティアの心得5ヵ条
(1)自主的に、自分にできる仕事からまず始める。
(2)相手との会話を大切にし、善意の押し売りをしない。
(3)自分自身で喜びをみつけ活動し、時には気分転換をはかる。
(4)「むり」や「危険」には近づかず、できないことは断る勇気を持つ。
(5)自分の日常生活との両立をはかれるような活動スケジュールをたてる。

阪神大震災時の錯綜した状況を少しでも救ったのはボランティア活動でした。事実、多くの市民が被災地内外から集まり、多くの成果をあげました。その活動は、本学においては、スクールモットーであるMastery for Serviceの実践といえるでしょう。

非常持ち出し品をチェックする

イザという時すぐに避難するために、「非常持ち出し品」を用意。保管場所は、一箇所だけではなく、分散(室内・庭・車のトランクなど)しておき、中身は定期的に下のチェック表を使って点検してください。

非常持ち出し品チェック表

非常持ち出し品チェック表

PDFファイル [ 36.25KB ]

避難場所案内図

避難場所案内図(西宮上ケ原キャンパス)

避難場所案内図(神戸三田キャンパス)

避難場所案内図(西宮聖和キャンパス)

AED・学内非常通報装置等設置場所

AEDおよび学内非常通報装置等設置場所(西宮上ケ原キャンパス)



AEDおよび学内非常通報装置等設置場所(神戸三田キャンパス)

AEDおよび学内非常通報装置等設置場所(西宮聖和キャンパス)