関西学院大学EU情報センターご案内
[ 編集者:産業研究所 2021年9月30日 更新 ]
EU情報センターについて
EU情報センター(英語名:European Info 略称EUi)とは、EU(欧州連合)の行政機関である欧州委員会が世界中に展開する情報拠点です。
EUに関する情報を提供するために設けられており、関西学院大学産業研究所は2007年6月にEU情報センターに指定されました。
EUiには、ルクセンブルグにある欧州委員会出版局が発行する公式資料(EU官報・条約・ 年次報告書・月例報告書・統計資料等)や、各政策分野についての広報資料が寄贈送付され、学内および学外、一般市民を含む研究者の調査・研究の利用のために公開されています。
●利用について
・利用時間は産業研究所開室時間と同じです。
・利用に関しては窓口でお問い合わせください。
・一部資料は館内閲覧での利用をお願いすることがあります。
・EU情報センターは学外の方にも公開しています。大学図書館の受付でお申し出いただき、産業研究所員をお呼び出しください。
・電話での所蔵調査にも対応いたしますが、文献のコピーを提供するサービスは行っておりません。
●所蔵資料
関西学院大学EUiでは、2007年開設以降の資料を中心に収集しています。それ以前の資料につきましては、駐日欧州委員会代表部資料室所蔵のEU刊行物資料のバックナンバー、および旧EDC(EU資料センター)兵庫県立大学の資料の寄贈を受け、官報 Official Journal、現行法令タイトル集Directory of Community Legislation、統計書 Eurostat publicationsなどを所蔵しています。この中には1952年発足の石炭鉄鋼共同体(ECSC)以来の資料もあり、それらは国内でも所蔵機関が限られています。関西学院大学OPACから資料検索が可能です。
また、欧州委員会の発行する広報パンフレット・小冊子類も随時無料配布しています。
EU関係資料はかなりの部分がインターネット上に公開されています。(欧州委員会ホームページ(EUROPA-European Union)*)お探しの資料がわからない場合はお尋ねください。
*欧州連合の目標や政策に関する情報を提供。このサイトを通じてEUのすべてのインターネット情報サービスを利用できます。トップページで加盟各国の言語を選択してください。
●日・EUフレンドシップウィーク
日・EUフレンドシップウィークは、毎年5月9日の「ヨーロッパ・デー」を中心に開催されます。
文化、学術、スポーツなどのさまざまな催しを通して、日本とEUの「人と人」の交流の促進を図ることがその目的です。
このイベントにはEU情報センターをはじめ、多くの機関が参加しています。
毎年4月下旬から6月末までの間、講演会・展示・映画祭など各地で様々な行事が予定されています。過去の日・EUフレンドシップウィークについては「フレンドシップウィーク・アーカイブ」をご覧ください。
●第39回EUiセミナー報告
2018年7月12日(木)~13日(金)に第39回EUiセミナーを開催しました。
EUiセミナーは、日本国内にある18の大学図書館と寄託図書館に設置されているEU情報センター(EUi)が連携を深め、EUに関する情報提供活動を向上・発展することを目的とするもので、今年度は関西学院大学での開催となり、13の大学等からの参加がありました。
駐日欧州連合代表部のリチャード・ケルナー氏による「日・EU関係」のプレゼンテーションをはじめ、各館の活動報告、レファレンス・トレーニング、EU情報センターの利用を向上させるためのワークショップなどに加え、本学産業研究所アンナ・シュラーデ准教授と国際学部のホルガー・ブングシェ教授による講演等がありました。電子化が進む今後の情報提供における提案や意見交換も行われ、大変有意義なセミナーとなりました。
■参加者:16名



