研究会

復興居住支援研究会(2021年度)

テーマ「広域避難者が直面する課題についての研究」

昨年度まで避難・疎開研究会として原発避難者の広域避難の課題について調査を行ってきた。その結果、被災地外に居住する被災者は10 年を経ても経済的、精神的に厳しい状況におかれていることがわかった。その中でも新しい土地でより良い生活をしていくためには人的ネットワークが大変重要であることなども明らかになった。原発事故特有の課題があると同時に、今後我が国で予想される南海トラフ巨大地震や首都直下地震に対しても示唆を与えるものであると考える。これまでの調査結果をもとに今年度は南海トラフ巨大
地震が懸念されている地域(和歌山、徳島、高知等)において広域避難に関してのヒアリング調査を開始する。

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第1回復興居住支援研究会