2011.08.25
山中茂樹「被災者に役立つ復興の見取り図提示を」

被災者に役立つ復興の見取り図提示を

復興報道に被災者の視点を忘れてはならない。阪神・淡路大震災から16年、記者として、研究者として被災現場を見てきた者としての忠告だ。前のめりの復興報道は、ともすれば被災者を置き去りにする。地域の復興と被災者の再生とは必ずしも一致しない。復興にかかわる政策、制度改変を地道に追い続け、定期的に支援の見取り図を描き出して見せる。この戦略的な復興報道なくして、被災者が再起に向け、それぞれのロードマップを想定することは実に困難なのだ。。。。。

≪マスコミ倫理 2011年8月25日 no.622 掲載≫

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