[ 神学部 ] 松隈 みなりさん(キリスト教伝道者コース)
私は牧師家庭で生まれ育ち、幼いころから教会やキリスト教と関わってきました。そのため自分にとって身近なキリスト教を深く理解することで、自分自身や周りの環境、世の中を見つめるための指針ができるのではないかと考えました。また神学部で、キリスト教以外の宗教やエキュメニズムについての理解を深めることで、他者理解や異文化共生への歩みを進めたいと考え、神学部に入学しました
Q2.現在神学部で興味を持って学んでいることは?
現在は新約聖書学のゼミで、平和学について学んでいます。キリスト教の視点からアメリカにおける人種差別について学びを深めています。また宗教間の対話や異文化の共生について興味を持ち、「キリスト教とアジアA・B」などの授業でキリスト教以外の宗教について学んでいます。
Q3.将来の夢や目標は何ですか?
神学部で学んだ他者理解や異文化共生の精神を基に、日本における外国人への差別問題の解決に貢献したいと考えています。そのために人々の日常生活に即し、他者に寄り添いサポートするような仕事がしたいと考えています。また神学をはじめとする学問や英語のスキルなど、大学生活で得た経験を武器にして社会で活躍していきたいと考えています。
Q4.神学部生、神学部入学を目指している受験生に対してメッセージをお願いします。
大学生活は時間の面で自由が多く、その分自分自身と深く対話ができる貴重な機会であると実感しています。特に神学部でキリスト教や神について学ぶことは、クリスチャンにとってもノンクリスチャンにとっても、自己理解を促す大きな力になります。キリスト教や神という抽象的で簡単には理解できない物事について、神学部生のみなさんと充実した環境で真剣に考えることのできる機会に感謝しています。
また神学部入学を目指している受験生のみなさんは、大学生活に多少の不安はあると思います。神学部は学生の学びや新しい経験への意欲を受け止め寄り添ってもらえるところです。安心して楽しい大学生活を送ってください。
※本ページの内容は2022年6月現在のものです。