PICK UP! 法学部生  義農 千裕さん

[  2022年1月28日   更新  ]

人がワクワク生きられる社会にするために

義農 千裕

【名  前】義農 千裕(ギノウ チヒロ)
【出身高校】兵庫県立加古川東高等学校出身
【人物紹介】
2018年度一般センター利用にて法学部法律学科に入学。
NPO法人BrainHumanity副理事長として活動。
カナダでの留学プログラムに参加(CCC・ベトナム・国際社会貢献活動(ネパール)にも参加。)。
趣味は料理・音楽鑑賞・美術館に行くこと。
 

関学を選んだ理由

 元々、国際問題について学びたいとおもっていて、国や世界の基準である法律、特に、国同士のルールである国際法を学べる大学をと考えていました。でも正直にお話をすると関学は第1志望の大学ではありませんでした。納得して入学したわけではありませんでしたが、実際に入学してみて関学は国際性がとても豊かな大学で、留学プログラムだけではなく、他学部(国際学部)の授業も取ることができ、学内でも国際性が豊かであることをとても感じます。

CCC Global Career seminar in Japan(カナダ)に参加

 CCCとは、日加大学協働・世界市民リーダーズ育成プログラム(Cross-Cultural-College)というプログラムで、カナダの5大学の学生(ウエスタン、キングス、マウント・アリソン、クイーンズ、トロント大学)と協働で学ぶ プログラムです。なかでもいつかのプログラムが用意されていますが私は、2年生の春学期にGlobal Career seminar in  Japan(カナダ)に参加しました。両国(カナダ・日本)の学生が協力して、企業から与えられるビジネス課題に対する解決案の立案方法を中心に学ぶプログラムで、実際に外資系企業や、海外進出をしている日系企業の問題意識を聞き、そこに対して課題解決できるようなアプローチを考え、解決策を立案し、その企業の人事の方にプレゼンテーションを行いました。
日本人は、自分の意見に自信がなく、発言が少ないので、話し合いが進まないことが多くあったように感じます。ただ、カナダの学生の理解もあり、発言を待ってくれたり、拙い英語も理解してくれようとしていたことで、より信頼関係も構築できたように感じます。また、日本の学生も、徐々に発言を積極的に行えるようになったので、お互い成長できたと思います。使用言語は全て英語なので、英語に囲まれたい学生にはお勧めのプログラムです。

国際社会貢献活動(ネパール)について

 2年次の秋学期に国際貢献社会活動に参加し、ネパールに派遣されました。派遣中には、私立学校で日本語の教育とけん玉大会を開催したりしました。現地に行ってみて感じたことは、日本をはじめとする先進国が支援するだけでなく、途上国から学ぶこともあり、“支えあい”ということが大切だと思いました。そして、途上国の人々はありのままの生活も楽しんでいるようで、意外と開発ばかりを望んでいるわけでないということも感じました。現地での活動を通して、人間はどうしても自身が有利な形に考えが偏りがちであることも学びました。

実際に関学で学んでみて、面白かった、よかったことは?

 関学法学部では、国・世界の基準である法律を学べることができます。また私は国際学部の授業もたくさん取っています。関学では、法学部開講の授業だけでなく、分野の垣根を越えて他学部の科目や豊富な全学プログラムも受講できるので「選べる環境」が整っていると感じます。そこが魅力だと感じます。

進路迷っている高校生にメッセージ

 しっかりと自分と向き合って、選択すれば、後悔はないと思うし、仮に今後違うことに興味を持ったとしても、学ぶ環境はたくさんあるので、自分の信じる道を進んでください!