嶺重 淑 (みねしげ きよし) 教授(宗教主事)

■研究分野のキーワード
 新約聖書学(特にルカ文書の神学)、西洋の人間理解、イエスの思想

研究内容

 聖書は何よりキリスト教の聖典であり、その意味では「信仰の書」と言えますが、その一方で人類の代表的な古典であり、一つの文学作品としての側面ももっています。そのような意味でも聖書は多様な解釈の可能性をもっており、常に新しく読み直されていくべきものなのです。
 聖書学の課題は、聖書の言語や著者の神学、時代背景等の検討を通して聖書テキストの本来の意味を明らかにし、更にそこから現代へのメッセージを読み取っていく点にあります。例えば聖書には様々な人物が登場しますが、それらの人間像は単なる過去のものではなく、今日の人間の姿をも映し出し、生きるうえでの指針を与えています。
 私は聖書のなかでも特にルカ文書(ルカ福音書と使徒言行録)に強い関心をもっています。両文書はどのような状況のもとで、どのような目的で記されたのか。また現代に生きる私たちはそこから何を学び得るのか。このような問いに取り組んでいくことが私の課題であると考えています。

研究詳細

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