人間福祉学部「人間科学科」について
[ 編集者:人間福祉学部・人間福祉研究科 2020年6月9日 更新 ]
“こころ”と“身体”の関連性を学び、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に貢献する。
学びのポイント
◇“こころ”と“身体”を理解する基礎科目、またその両方の領域に関連する学問を理解し、生まれてから死ぬまでの「ライフスタイル」で起こるさまざまな事象について、研究・実習します。
◇人々のQOL向上を支える、高度な技術・知識をもった専門家、指導者を養成します。
◇こころ・精神面とスポーツ・健康科学の両面から人間を理解。こころと身体を体系的に学んだスポーツ指導者・支援者、ジャーナリストらを育成。
◇「何のために生きるのか」「この苦しみに意味があるのか」――病気や障害、愛する人との死別など、人生の困難に向き合ったときに感じるスピリチュアル・ペイン(たましいの痛み)を通して、全人としての人間に焦点を当て、生と死、命について考えます。
データ解析室での動作解析の様子
Pick Up! “保健体育の教諭免許も取得可能”
中学・高校の保健体育の教諭免許を体育系大学以外で取得できるのも人間科学科の特徴のひとつです。
人間科学科で学ぶ「こころ(スピリチュアリティ)」について
人間科学科では、人間を「こころ(スピリチュアリティ)」と「身体」の両面から捉え、「こころ」や「身体」を病む人や悲しみの中にある人に寄り添い、人々のQOL(いのちの質・生活の質)を支える人材を育成します。「こころ(スピリチュアリティ)」を学ぶことに関心がある方は、是非以下のURLにアクセスしてください。
また、文化芸術活動・ボランティア活動を評価する入学試験、帰国生徒入学試験、編入学試験及び各種推薦入学においては、「人間理解に対し、特にこころ(スピリチュアリティ)の視点からのアプローチに興味があること」が出願の要件となっています。出願にあたっては、以下のリンクに掲載しているパンフレット『人間科学科で学ぶ「こころ(スピリチュアリティ)」について』を熟読するともに、映像『人間科学科で学ぶ「こころ(スピリチュアリティ)」について』を見て、“こころ(スピリチュアリティ)を学ぶ”ということについて、十分に理解を深めた上で受験してください。
進路・資格について
将来の進路
保健体育教員、スポーツ指導者のほか、教育現場や医療現場、福祉現場で人の自己実現やその支援に関わる実践家としての活躍が考えられます。
取得可能な資格
中学校教諭1種(保健体育)、高等学校教諭1種(保健体育)、初級障がい者スポーツ指導員(公益財団法人日本障がい者スポーツ協会公認)
履修モデル例
◎人の痛みに寄り添える力を育む
「死」や「生」に焦点を当てた授業を通じて、豊かな人生を送るだけでなく、痛みを持つ人に寄り添える人材を育てます。
◎理論と実践を兼備したスポーツ指導者を育成
勘や経験に頼らない、理論と実践に裏づけされたスポーツ指導者や専門職の育成を目指します。
*人間福祉学部では言語科目の一つとして、「日本手話」を選択できます。