2015.03.20.
【学生の春休み報告】マレーシアでおにぎり販売事業に挑戦!

おにぎり販売写真1

 深野淳也さん(社会起業学科2年)が春休みに、マレーシアで日本のおにぎりを販売する事業に挑戦した。この事業に挑戦した目的について、「将来、海外で起業をしたいと考えており、その実現のために現地のニーズを知ること、また、自分のプランが受け入れられるか否かを体感するため」と話す。
 まずは日本の農家の方から古米(古くなり売れなくなったお米)をいただき、海苔業者の方に事情を説明して海苔を譲っていただいた。それをマレーシアへ持って行き、現地の方の家でおにぎりを作り、それを販売。その売上金を現地での滞在費用に充てた。初対面の方の家のキッチンを貸していただくため、事情を説明して交渉するのに予想以上の時間と労力を費やした。
 マレーシアに滞在した1月末からの約3週間、毎朝4時に起床。炊飯器が無いため、フライパンで約5時間かけておにぎり30個を作る。キッチンを借りていたお宅から駅までは徒歩2時間の道のり。おにぎりが完売するのが夜の20時以降。「時給に換算すると割に合わないが、お米12キロを売り切った時の達成感は他では得られない嬉しさがあった」と振り返る。また、深野さんの挑戦は現地メディアでも取り上げられた。(記事下部ご参照)

おにぎり販売写真2

 深野さんは、2014年8月にヒッチハイクとスケボーだけでアメリカ東海岸から西海岸まで横断を達成した。「一度やると決めたらやりきること、したいと思うことをするためにゴールから逆算し、どんな準備があればいいのかを考える。困難なことでも周りに言い続け、自分を追い込むことで想いを実現することができる。どんなことにもチャレンジし、やり通すことを意識して大学生活を送れば、きっと今後の財産になるものが得られる」と語る深野さん、早くも次なる挑戦に取り組んでいる。