研究領域

植物昆虫科学専攻

宗景研究室

陸上植物の進化の過程においてCO2濃縮機能を獲得したC4植物は、乾燥や高温に強く生産性が高いことが知られています。このC4進化の分子機構を解明し、作物の環境適応能やストレス耐性能の強化を目指します。

武田研究室

植物は、自然環境下においてさまざまな微生物と相互作用を行うことで、個体の生長や形態、植生に至るまで大きな影響を受けています。私たちは植物と微生物間の相利的な相互作用である「共生」のメカニズムの解明やその利用に向けた研究を行っています。

北條研究室

真社会性昆虫であるアリは、多数の個体が協力することで組織的な社会を形成します。アリ社会で交わされる科学感覚を介した個体間コミュニケーションに関する研究を行い、動物の社会や共生といった複雑な相互作用の成り立ちを理解します。

応用微生物学専攻

藤原研究室

私たちは原始生命に最も近いといわれる高度好熱菌(超好熱菌)の性質を調べ、生命誕生の謎を探っています。また、発酵食品を作る食品微生物の機能を高める研究も進めています。「微生物の持つ大きな力」で社会に貢献することを目指します。

松田研究室

地球上に生物が生きていられるのは、独立栄養生物が光合成によって絶えず有機物を生産するからです。海洋性珪藻類はこのうちの20%を担っている重要な生物です。無機炭素を細胞内に溜め込む能力や環境CO2濃度を感知する能力の解明が我々の研究テーマです。

田中研究室

細胞核内での染色体の高次構造、細胞の記憶の仕組み、染色体の安定維持を保証する仕組み、などの普遍的な機構の解明を目指しています。実験モデル系として、酵母菌やコケ植物を用い、分子生物学的および遺伝学的手法を駆使して取り組んでいます。

計算生物学専攻

藤研究室

生命科学分野のさまざまなデータ(DNAの塩基配列、タンパク質のアミノ酸配列、ゲノムデータなど)をコンピュータを使って解明するための方法の開発や、分子レベルでの生物の進化の解明、タンパク質などの生体分子の機能の予測などの応用研究を行っています。

三浦研究室

計算論的神経科学のひとつの目標は、「マインド・リーディング」ができるほどに神経細胞の電気信号を解読すること。例えば機械学習を用いて、計測された信号からラットが嗅いでいる匂いを当てます。信号のパターンをより正確に解読できる仮説を立てるのが醍醐味です。