カリキュラム

生物科学科では中学校と高等学校の教員になるための免許が取得できます。
また多くの場合、3年春学期までに化学系の単位を一定数取得することで、危険物甲種の受験資格を満たします。
計算生物専攻を持つ強みから統計学の科目も充実しており、2年次までの生物統計学や計算機実習において統計検定2級の範囲をほぼカバーするため、受験を推奨しています。

1年次 生物科学の基礎知識と理系基礎科目の修得

生物科学に関する基礎知識と実験の基礎技術を身につけます。
本学科が目標としている、生物科学のデータを数理的に解析できる能力、生物機能を分子レベルで理解する能力をもった人材育成の基礎とするため、生物学、数学、物理学、化学系の科目を学びます。

2年次 発展に向けた実験技能と幅広い生物科学の理解

1年次の講義・実験をベースに、3年次からの発展的な実験・実習に向けての実験技能を身につけます。
生物科学的な視点から生物機能の活用を行うために必要な基礎的な素養を身につけるために、専門科目を通して、生物科学を幅広く学びつつ、専門分野の理解を深めます。

3年次 卒業研究に向けた専門的な知識・技術の修得

各研究室の研究テーマに関連した発展的な実験・実習を行い、卒業研究へのスムーズな取組みが可能になるように多様な知識・技術の修得を図ります。
3年次に専攻に分かれるため、専門領域の理解を深めるための科目を学びます。

4年次 卒業研究を通した問題解決能力の育成

卒業研究を進める上で必要な英文専門書や研究論文の輪読・輪講によって専門知識や英語力を向上させます。
個々のテーマに基づく卒業研究を通じて研究者・高度専門職業人としての素養を身につけます。

教育課程表(2021年度以降入学生用)