産業研究所とは(組織・基幹事業)
産業研究所とはどのような組織ですか?

産業研究所(略称“産研”)は関西学院大学の社会科学系研究所で、大学図書館の3階にあります。産研は経済動向や個別産業に関する調査、研究を行うことを目的として創設され、80年以上の歴史をもっています。
現在は、学内外の研究者で構成される共同研究活動を中心に、国際シンポジウムやセミナーなど学術情報の発信にも力を入れています。また、ゼミ発表や卒業論文作成をサポートするため、調査研究情報を提供するサービスも行っています。
理念・目的(理念目標)
産業研究所は、本学で唯一の専任教員を擁する社会科学系の研究所として、学際的・実証的・総合的なアプローチによって、経済や産業に関する現実的な課題に対する研究を行い、もって研究と現場との橋渡しをし、経済の発展に寄与することを理念とする。
産業や経済に関する研究拠点として学際研究を行うことを通じて、学内を問わず、研究者の交流ネットワークの中心となって、研究におけるシナジー効果を発揮させ、本学における社会科学研究を促進し、本学の研究を通じた社会的貢献を果たすことを目的とする。
本学の経済学部や商学部など、社会科学系の学部・研究科で培われてきた研究実績を活用し、社会に貢献できる有益な研究活動を行い、あわせて教育への還元を図るように、次のような目標を掲げている。
1)世界経済、日本経済、地域経済などの経済に関する研究テーマ、産業や企業、起業に関する研究テーマ、アジア研究など特定の地域に関する総合的研究等を計画的・持続的に展開することで、研究成果の蓄積を図ることを通じて、学際的で総合的な「知」を社会に提供する。またそれらを活かした講義や講演会などを、学生や学外者向けに開催する。
2)研究活動や、研究成果の公開を通じて、学内外の研究者に対して、交流ネットワークの拠点を提供する。
3)社会科学系の研究に欠かせない統計書や、政府刊行物など図書館等ではあまり収集されていない資料等を網羅的に収集し、国内外の研究動向を体系的に整理して情報として提供することで、研究者に対して研究インフラを提供する。
組織・基幹事業
●組織
所 長 豊原 法彦 (経済学部教授)
副所長 山口 隆之 (商学部教授)
所属教員 アンナ・シュラーデ(産業研究所准教授)
運営委員会
運営委員
荒川 雅行 (司法研究科教授)
井上 達男 (商学部教授)
上村 敏之 (経済学部教授)
笹川 敏彦 (法学部教授)
豊原 法彦 (経済学部教授)
平松 燈 (総合政策学部教授)
山口 隆之 (商学部教授)
渡邊 勉 (社会学部教授)
職務上出席者
関 嘉寛 (学長補佐・社会学部教授)
アンナ・シュラーデ(産業研究所准教授)
●産研の基幹事業
①共同研究<2022年度>
「Regional Industries and Economic Development in the EU and Japan-
Will Multiple Crises Foster New Regionalisms?」代表 ホルガ―・ブングシェ(国際学部教授)
「経営学における価値の研究」代表 石原 俊彦(経営戦略研究科教授)
研究活動関連ページへのリンク
②調査研究情報の提供
③EUインスティテュート関西(EUIJ関西)事業
代表 ホルガー・ブングシェ(国際学部教授)
④ジャン・モネ・プロジェクト事業
ジャン・モネ・チェア
代表 ホルガー・ブングシェ(国際学部教授)
ジャン・モネ・モジュール
代表 アンナ・シュラーデ(産業研究所准教授)
⑤EUi(EU情報センター)事業
日・EUフレンドシップウィーク(EUIJとEUiの共催イベント)
⑥兵庫県と関西学院大学産業研究所との調査研究に関する共同研究事業
⑦産經新聞との連携事業
⑧日本貿易振興機構(JETRO)との連携事業