[ 総合政策学部 ]国際政策学科

山積する課題を解決に導き、より良い国際社会の実現をめざす

グローバル化が急速に進行した現在の国際社会においては、南北格差の拡大や地球温暖化、エネルギー資源の枯渇、民族・宗教対立による紛争、領土・領海をめぐる対立、人権侵害、消滅言語など、数多くの問題が山積しています。本学科では国連が掲げる「国際社会における平和構築」「国際発展と開発」「人権の擁護」を中心に、国際政策の理論と実践を研究。グローバルな視点はもちろん、外交政策や対外援助など国家レベルから自治体、民間企業、NPO・NGOなどのローカルレベルの視点まで、あらゆる諸問題にアプローチします。

国際政策学科紹介動画

学びの特色

国連の課題をテーマに教育・研究を推進

1995年の学部開設以来、国連との連携を深めた教育を展開。
国際社会の共通目標である持続可能な開発目標(SDGs)実現に向けた教育・研究を推進します。

実務家と専門家から多角的に国際政策を学ぶ

国際機関や企業、官公庁で実務経験を積んだ国際問題の専門家や、国際舞台で活躍する専門家、国際法・国際政治・国際経済・国際言語文化などの研究者が教員として学生を指導します。

講義と実習・演習の2つの側面から指導

国際政策の課題解決には、課題分析力に加え交渉相手を説得、プロジェクトを実施する実務能力が必要です。講義と実習・演習、フィールドワークなどにより、これらの能力を高めます。

海外の現場でフィールドワーク実践的に学ぶ

海外研究拠点での現場におけるケーススタディや実習、フィールドワークなどを積極的に実施。その地域の課題や世界との関連性への理解や、課題発見・解決能力、実践力を磨きます。

国際ボランティアや留学など海外体験に多数参加

全学規模で実施される「国連ユースボランティア」「国連セミナー」「国際社会貢献活動」「各種留学」などに本学科生が多数参加。語学運用能力の向上はもとより人間的に成長します。

国連が掲げる課題にどうアプローチするか?

安全保障への新たな取り組みを。

急速に進行したグローバル化にともない、南北格差の拡大や地球温暖化、エネルギー資源の枯渇など、国際情勢を不安定にする要因が深刻化しており、安全保障への新たな取り組みが求められています。

国連の課題をテーマに教育を推進

1995年の学部開設以来、国連との連携を深めた教育を展開。国際政策学科では、国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」を念頭におき、地球規模の課題解決に向けた教育・研究を推進します。

さまざまな視点からアプローチ

グローバルな視点はもちろんのこと、外交政策や対外援助などの国家レベル、自治体・民間企業・NGO・NPO などのローカルレベルの視点から諸問題にアプローチします。

講義と実習・演習の2つの側面から指導

国際政策の課題を解決するためには、課題分析能力に加え、組織を統率し、交渉相手を説得し、立案したプロジェクトを実施する組織力・実務能力が必要です。国際政策学科は講義だけでなく演習や実習、フィールドワークなどによって、これらの能力を高める教育を行います。

国連が掲げる3つの課題 ―平和・発展・人権―

途上国

2度にわたる悲惨な世界大戦の後、人類は基本的人権の重要性と人間の尊厳および価値を再確認し、平和の実現と経済的社会的発達を促進するために国際連合が設立されました。

総合政策学部国際政策学科は、国連が掲げる3つの課題「平和構築」「発展と開発」「人権の擁護」を中心テーマに据えて教育・研究を行っています。

総合政策学部が提供する「グローバルキャリアプログラム 国際協力コース」

将来、国際機関、国際NGOなどの国際協力、社会貢献活動やグローバルなビジネスの分野で活躍を志す学生に対し、グローバル化に対応した国際競争力のある人材を育成する総合政策学部独自の少人数制プログラムです。その礎となる教養や専門的知識を習得するとともに、さらに関西学院大学が実施する多彩な海外留学や学部で展開している発展途上国へのフィールドワークなどに参加することで実践力や政策応用力を身につけるとともに、高度な実践英語能力やコミュニケーション・スキルを身につけることを目指しています。

国際政策学科科目(抜粋)

国際発展政策/国際協力論/平和学/国際政治学/国際関係論/国際法/外交政策/国際機構論/国際公務員 など

学生の研究テーマ例

  • *日本企業のSDGs活動の現状と課題
  • *日本の国際教育支援-サブサハラ・アフリカにおけるジェンダー問題を中心にー
  • *組織の特異性から分析するIS(イスラム国)の今日とこれから