2018.12.14.
CSR/SDGコンサルタント笹谷秀光氏による連携公開ゼミナールを開催
総合政策研究科リサーチ・コンソーシアムでは12月7日(木)大阪梅田キャンパスにて、連携公開ゼミナールとして株式会社伊藤園顧問、CSR/SDGコンサルタント笹谷秀光氏をお招きし、SDGsをテーマとしてご講演をいただきました。当日は、コンソーシアム会員、一般の方、学生合わせて定員を超える約50名もの参加者があり会場は満席に。
笹谷氏はSDGsの17の目標を5つのPにあてはめて捉えていくことでSDGsへの理解が深まると解説します。
People(人間)(世界の貧困をなくすため)
Prosperity(繁栄):持続する経済をつくるために
Planet(地球)環境を守り育てるために
Peace(平和)SDGsの仕組みのために
Partnership(協働)SDGsを実現する資金と協力関係のために
すでに多くの企業や自治体ではこのSDGsを通して企業価値を高める企業活動を手掛けており、ルイ・ヴィトンやエリクソン、住友化学や福井県大野市などの取り組み事例に触れながら、SDGs推進のための理論と実践にむけてのヒントをわかりやすく解説いただきました。
先日、2025年開催が決定した大阪万博が目指すものとしてSDGs17の目標が公式サイトに明確に記されています。一時的なブームで終わらせるのではなく、日本企業や自治体、そして我々大学や教育機関もSDGsに対する理解を深め、実践することが重要だと笹谷氏は言います。
SDGsのロゴの18番目はブランクであり、この18番目を私たちで創り上げる気持ちをもって向き合うべきであることも語られました。
総合政策学部は『Think Globally, Act Locally-今、身近な問題から世界の扉を開く』を教育スローガンに掲げており、笹谷氏は『身近な問題から世界の扉を開く』ことこそが、SDGsを自分ごと化するため第一歩になると強調されました。
詳しくは下記サイトからご覧ください。
【講演会の様子】