2022.11.07.
津田ゼミ 4年 島田 拓空也さんが『札幌国際短編映画祭』 でMicro Docs for SDGs賞受賞!

プロの世界へ!

津田 睦美ゼミの島田 拓空也さん(メディア情報学科4年生)の短編映画が、「札幌国際短編映画祭」でMicro Docs for SDGs賞に選ばれました。
先日開催された国際平和映像祭(UFPFF)2022の準グランプリに選ばれたことに続き、同作品は2度目の受賞。(受賞ニュースと受賞作の詳しい内容は コチラ をチェック!)

受賞作品:『無題~型にはめない支援のあり方~』 ➡  こちらから作品を視聴できます。  
 

札幌国際短編映画祭は、全世界から最新の短編映画が集まる国内最大級の国際映画祭です。
Micro Docs for SDGs賞は今年から新設された部門で、DOCS for SDGsの理念や、ドキュメンタリー制作者の裾野を広げるため、今年から3分の人物ドキュメンタリーを募集するMicro Docs部門が設立。
Yahoo!クリエイターズと大和証券との協賛で新設され、注目度の高い部門で受賞となりました。

映画祭は10月7日から10日にかけて行われ、授賞式は8日に執り行われました。島田さんの受賞したMicro Docs for SDGs賞のノミネート作品は、一般客向けに9日から10日にかけて劇場で3回上映され、最優秀者に選ばれた島田さんは、賞金と共にYahoo!クリエイターズプログラムへの参加権が贈られました。このYahoo!クリエイターズには総合政策学部の非常勤講師である伊納達也先生や岸田岸田浩和先生も名を連ねており、日本を代表するドキュメンタリー映画監督も参加するプログラム。今後は、島田さんもYahoo!クリエイターズのドキュメンタリー映画監督の一人として活動していきます。

島田さんをインタビュー

■岸田先生に後押しされたそうですね

共同監督での映画制作はやったけれど、一人でやるのは大変だしやっぱりやらなくてもいいかな…と思っていた時に岸田先生と話すことがあったんです。慎重派の僕に、「作ってみなよ」と言ってもらったことで作品作りのハードルが下がり、今回の作品を制作するきっかけになりました。先生と話していると映画作りを「やりたい!」、「できる」って思ったんです。岸田先生の話が僕には合っていたんだと思います。

岸田先生には作品作りの後押しもしていただいたけれど、今回の映画祭に参加することも強く薦めてくださいました。先生自身がこの映画祭で人生が変わったというお話を聞いていて、映画祭でしかできない経験をしてほしいと言われ、参加しようと思いました。

■実際に映画祭に参加してどうでしたか?

監督や制作者としての意識が変わりました。映画祭の最中は実感がなかったですが、ノミネートされた作品は映画祭で上映されるので、お客さんがお金を払って見に来てくれるんです。それが人生初のことで、監督としての実感がわいてきました。作品については「もっとここをこうしたかった」といつまでも思うんですが、でももう映画館でお客さんに届いているので、この空間があってついに作品が完成したんだということを実感しました。
今後の製作では作品を届ける先がもっと明確になるというか、そういう意識の変化がありました。

雰囲気や制作スタイルや考え方が自分に近しい監督さんを見つけられたのはとてもいい出会いでした。Yahoo!クリエイターズでも賞をとっていらっしゃる尊敬できる監督さんに出会うことができたので、これからはもっとその方々からも学ばせてもらおうと思っています。

■今後の予定は?

Yahoo!クリエイターズの方も制作予定がありますし、個人的に2本の撮影も進めていて、撮影するものがたまっている状態です(笑)
作品を作ったらまた映画祭に出していきます。

関連ページへのリンク

 国際平和映像祭 
  札幌国際短編映画 公式サイト

 受賞作品の視聴はこちら 
  『無題~型にはめない支援のあり方~』  

 Yahoo!Japanクリエイターズ 
  Yahoo!Japanクリエイターズ