2022.07.26.
山田孝子ゼミがドローンを用いた物体検出のフィールドワークを実施

総合政策学部・メディア情報学科の山田孝子教授のゼミでは、ドローンを利用した空撮のフィールドワークを行っています。

山田ゼミの研究テーマの一つに、ドローンを利用した画像認識・物体検出の研究があります。

2021年度には学内発表の場であるリサーチ・フェアで、ゼミ生・西山佳奈さんらが「ドローン活用による車中泊避難の実態把握手法の提案」を発表。ドローンを利用した空撮映像と物体検出のアルゴリズム(YOLO)を用いて自動的に車両数を検出することで、災害時に車中泊避難の混雑状況を効率的に把握する方法を提案しました。

このように、ドローンと空撮映像を様々な分野への活用を視野に、6月19日に徳島県那賀町でフィールドワークを行いました。

使用機材はDJIのMavicとPhantom。ゼミの学生らが操作するドローンは、テレビの野外ロケ番組さながらの美しい映像をカメラに収めることができました。

那賀町鷲敷野外活動センターと同町のさくら公園でのフィールドワークでは、豊かな自然のなかで機材テストとドローン操作のトレーニングができただけでなく、地域住民との交流のなかで空撮映像を用いた自生植物の生態調査への活用の可能性など、研究のアイデアを得ることができました。

総合政策学部ではデータサイエンスの学びを強化!

総合政策学部は2021年度からの学部リニューアルで、データを用いた学びを強化!

今回紹介した山田ゼミのようなニューラルネットワークを用いた物体検出の研究といったゼミでの学びのほか、プログラミングを学ぶ科目の新設・リニューアル、データ分析・解析方法を学ぶ少人数科目の設置など、データを用いた課題解決の学びを展開します。

データを用いながら学ぶ| 関西学院大学 総合政策学部・総合政策研究科 (kwansei.ac.jp)