[ 人間福祉学部 ]桜井ゼミ(人間科学科)

【担当教員】
桜井 智恵子(さくらい ちえこ)
研究テーマ
子ども・若者の問題を個別の問題としてだけでなく、社会的な課題として位置づける。
研究内容
①市民社会を理解する研究を深化させること。
②業績による承認に対して「存在承認」の理論化をめざすこと。
子どもをとりまく現場の教員や職員が、増加するケースに疲弊し困難の中にあります。いっぽうで社会的な要請を受け、学校教育を中心に業績で子どもが承認されるしくみが強くなり、雇用の劣化にともない若者も苦難を強いられています。そこで、子ども・若者を起点に、社会的な構造の分析を行っています。自分自身が、業績ではなく存在自体を承認できる関係構築のため、必要な社会的課題について考えています。
現在の働き方や社会状況を歴史や思想とつなげて、主に社会学・教育学的な観点から研究を行っています。