Campus Life! 陳 語欣さん(2019年度掲載)

[ 編集者:人間福祉学部・人間福祉研究科 2019年11月26日 更新 ]

陳 語欣さん

陳 語欣さん
人間福祉学部社会福祉学科3年生(2017年度入学)

人間福祉学部を学びの場として選んだ理由

 中学生の時に家族で日本へ旅行した際、関西の文化や雰囲気に惹かれ、関西の大学を志望しました。
元々、児童福祉や性別役割分業の分野に興味があり、オープンキャンパスで行われていた「社会福祉とジェンダー プリンセスストーリーとその後」という模擬講義を受けて、「自分の学びたいことが沢山勉強できそう!」と感じたため、人間福祉学部に進学しました。

社会福祉学科での学び・卒業研究について

 これまで、社会福祉や医療に関する科目はもちろん、興味のある他学部の科目も学んできました。
特に印象深いのが「高齢者福祉論」の授業です。この授業は、少子高齢化社会と、介護保険制度についての講義で、学生が意見を交換し合うことができます。また老後(介護施設や延命措置についてなど)についても広く勉強できるので、自分にとっても身近な学問です。
現在は社会福祉史やジェンダー問題を研究する今井小の実先生のゼミに所属しています。オープンキャンパスで受けた今井先生の模擬講義がとても印象に残っていたので、入学前からこのゼミに入ろうと決めていました。ゼミでは課題の発表やディスカッションを中心に行っており、ジェンダー、家族福祉などの広い分野を、歴史学・社会学・国際比較など多様なアプローチから学んでいます。とても和やかな雰囲気のゼミで、学生同士はもちろん、先生と学生との距離も近く、とても学びやすい環境だと思います。
私は母国である中国の性別役割分業を卒業研究のテーマにしようと考えています。

ゼミの様子

ゼミの様子

課外活動

 私はGS Network(国際教育・協力センターが運営する国際交流型ピア・サポート団体)に所属しており、週に1回ミーティングを行い、定期的に留学生と日本人学生の交流を深めるイベントの企画・開催をしています。今年の6月には水餃子を作って食べるクッキングイベントを開催し、私は全体を統括する役目を担いました。準備は大変でしたが、企業の方に材料を提供いただいたり、チームメンバーにも協力してもらい、イベントを成功させることができ、とても良い経験になりました。
この団体のメンバーでは、私は初の外国人留学生なので、これからも日本人学生と留学生をつなぐことに貢献したいと思います。

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卒業後の目標

 日本へ来る留学生に住居や民泊、日本語学校を紹介する企業で働くことで、留学生と日本人をつないでいきたいです。

人間福祉学部のここがポイント!

 人間福祉学部では、子どもや高齢者、障がいを持つ人などへの援助等の福祉に関する学びに加えて、日本社会における社会問題を学んだり、他学部や他学科の授業も受けることができるため、専門の学びだけでなく幅広く学ぶことができます。
また、社会性や人間性を学べる授業も多く、卒業後に役立つスキルや知識、人への思いやりも身につけることができるところや、ソーシャルワークや対人援助に興味のある学生も多いため、優しい学生が多いところにも学部の魅力があると思います。