馬場 幸子 (ばんば さちこ) 准教授

■研究分野のキーワード
 子ども家庭福祉 スクールソーシャルワーク

研究内容

 日本では2008年に文部科学省スクールソーシャルワーカー活用事業が始まり、瞬く間にスクールソーシャルワーカーが全国に広がりました。けれども、学生時代にスクールソーシャルワーカーとしての訓練を受けていない人がほとんどで、専門性に課題があります。私は、スクールソーシャルワーカーの質の向上のためには、スクールソーシャルワーカーの「あり方」を示した「基準」・「スタンダード」が必要と考え、2013年より、「日本版スクールソーシャルワーク実践スタンダード」の開発、活用とその効果評価に関する研究を続けています。
 また、これまでに子ども家庭福祉領域の研究を様々行ってきました。例をいくつか挙げると、博士論文では、5年間のフィールドワークを通じて、児童養護施設で生活する子どもが、どのように自分の生活空間に「居場所」を作り、成長発達していくかについて研究をしました。また、児童相談所がどの程度多言語対応できているかについて調べたり、特別支援学校高等部や定時制高校に通う軽度知的障害を有する女子生徒の性的ハイリスク行動に着目し、背景要因や学校での対応について調べる研究も行いました。東京都の児童養護施設では、各施設に、「自立支援支援コーディネーター」という専門職がいます。児童の「自立」へ向けた支援を中心になって行うのが同職の役割です。その自立支援コーディネーターに関する研究も4年ほど行いました。今後も、子どもと家庭の福祉に関する研究を続けていくつもりです。

研究詳細

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