松岡 克尚 (まつおか かつひさ) 教授

■研究分野のキーワード
 障害者ソーシャルワーク、障害学、精神保健福祉

研究内容

 従来、日本の障害者施策は三障害(身体、知的、精神)別に組み立てられ、かつ施設収容中心、保護管理的な色彩が強かったことは否めませんでした。しかし、ノーマライゼーションや自立生活思想の浸透、人権擁護と当事者参画の必要性などが強調されるに従い、財政的な問題も相俟って、それまでの障害者施策の見直しが図られてきました。「障害者自立支援法」が制定されたのもこの文脈の中で理解することができます(様々な課題もあり、同法もさらに見直しが図られ、「障害者総合支援法」に改正されました)。一方で、障害者を対象としたソーシャルワークは、従来の三障害別に分断化された障害者施策の枠内で展開され、「障害者ソーシャルワーク」としての一体感は乏しかったのが実情です。しかし、施策見直しの中にあって、ソーシャルワークも障害別に分断されるのではなく、障害種別を超えて障害者の生活支援に貢献でき得るものにしていくことが求められていると考えています。こうした問題意識に立ち、「障害者ソーシャルワーク」を統合的に理論化することを研究テーマにしています。

研究詳細

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