2015.02.25.
「Dog Rights!スタンプラリー in千刈」を千刈キャンプで実施!

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 2月22日(日)、関西学院千刈キャンプで「Dog Rights!スタンプラリー in千刈」が開催されました。このイベントは人間福祉学部社会起業学科の授業科目「社会起業プラクティス」において、社会問題に対するビジネスプランを考えてイベント等を実行するという課題の一環として、人間福祉学部・社会起業学科2年生の神保さほりさんが主体となり行われました。
 「社会起業プラクティス」は、実際に学生が起業プロジェクトを企画し、社会貢献や社会問題の解決を行う能力を高めることを狙いとした授業です。

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 神保さんは高校時代、ドイツで生活し、その際に、犬が飼い主とともに公共交通機関を使い移動したり、レストランやカフェにも入ることができることに驚き、犬の社会参加が日本よりも随分進んでいると感じました。その経験から、日本でも犬の社会参加が進むためには何をすれば良いかを考え、犬のしつけ教室を主宰しているドックトレーナーの方や千刈キャンプの方と交渉し、犬と一緒に参加するスタンプラリーの開催を企画しました。
 今回のイベントには24組42人の飼い主と、26頭の犬が参加。10か所の関門で飼い主とペットが共に「だるまさんが転んだ」、「伝言ゲーム」などを行い、クリアするとスタンプがもらえるゲームを楽しみました。
 

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 神保さんは「ドイツのように犬が社会参加できる社会を夢に描き、その夢に向かって自分が今できることを小さなことからでも始めたいと思い企画しました。千刈キャンプには普段はペットが入ることはできませんが、イベントの趣旨を説明したところ、開催の許可をいただきました。参加された飼い主さんやわんちゃんたちが本当に楽しそうにされている姿を見てとても嬉しかったです。終了後のアンケートでも、千刈の自然にふれられてよかったという意見もいただきました。今回の反省点もふまえ、犬と飼い主がともに参加できる機会をさらに作っていきたいです」と話しています。

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