2025.07.29.
社会起業学科 林直也ゼミが スポーツ×SDGs 「これ何ごみ?目指せ分別マスター!」を開催!

 

 7月26日、社会起業学科の林直也ゼミの4年生が、(公財)西宮スポーツセンター主催西宮市スポーツ振興基金運用事業、「みんなのSPORTSフェスタ in NISHINOMIYA」にて、オリジナルイベントを開催しました。
 スポーツを通した社会貢献をテーマに活動する林ゼミ。今回のイベントは、「ごみの分別」、「ごみを減らすには?」に着目した内容でした。

 みなさんは、ごみの最終処分場の残余年数を知っていますか?
 環境省の「一般廃棄物の排出および処理状況等(令和5年度)」によると、残余年数は24.8年。つまり、約25年後、ごみを捨てる場所がなくなってしまう、ごみを捨てられなくなるのです。
 この大きな問題に対して、私たちにできることとは?

 本イベントは、「講義」と「実技」の2本立てで構成され、講義では、25年後にごみを捨てられなくなること、正しく分別すると「ごみ」ではなく「資源」となること、具体的な分別方法などを伝えました。
 講義には、学生たちが考えたオリジナルの劇が挿入され、子どもたちに分かりやすく伝える工夫が施されていました。
 ちなみに、劇は、正しく分別せず、すべてごみ袋に詰め込んでいた勇者に対し、姫が注意し、正しい分別方法を教え、勇者が理解したところで、ゴミーダ・イスキーという魔王によって姫がさらわれてしまい、姫を助けるためには「分別パワー」を溜めなければならないというストーリーです。
 次の実技は分別パワーを獲得するためのもの、という流れはお見事でした。

 実技はクイズ形式。イラストを見て、正解だと思う場所へボールを運んでいきます。「新聞紙は資源A?資源B?」、「卵のパックやスナック菓子の袋はどこへ捨てる?」などを考え、ボールを運びます。
 脚を使ったドリブルで運んだり、二本の棒でボールを挟み、お友達と協力しながら運んだり。終始楽しみながら全力で取り組んでくださった皆様の姿が印象的でした。

 実技終了後、まとめとして、「自らの気持ちでごみになるか、資源になるかが決まる」、「分別も大切だが、最も大切なのはごみ自体を減らすこと。そのために、物を大切にする、必要な物を必要なだけ買う」、「今日からお父さんお母さんたちと実践しよう」などを伝え、イベントは終了しました。

 林ゼミは今後もスポーツを通した社会貢献活動に取り組んでいきます。学生たちの今後の活躍にご注目下さい。