2025.07.25.
社会起業学科の学生が「市制施行20周年記念〜たつの市地域創生アイデアコンテスト2025」において優秀賞を受賞
人間福祉学部社会起業学科2回生の7名(岡崎由依さん、片山莉奈さん、小林陽実さん、田畑美空さん、播戸千早紀さん、藤本菜々子さん、牧野夏実さん。50音順)が、7月19日に、兵庫県たつの市御津公民館文化ホールで開催された、「市制施行20周年記念〜たつの市地域創生アイデアコンテスト2025」においてプレゼンテーションを行い、「優秀賞」に選ばれました。
各チームがたつの市の現状や課題を分析し、地域活性化につながる新たな政策を発表しました。本学チームは、政策課題として地方創生2.0の基本構想にある5本柱のうち、「安心して働き、暮らせる地方の生活環境の創生」の実現を検討に挑戦しました。特に、『空き家問題』に着眼し、その政策研究に取り組みました。この過程で、たつの市役所企画財政部企画課のみなさんによる調整と支援を受け、5月から7月にかけて現地でのまちあるきやヒアリングを行いました。
本学チームは、ヒアリングなどで得た情報を踏まえ、「空き家未来マップ-地方創生2.0の実現に向けて-」と題した発表を行いました。地域住民や子どもたちの自発的な参加とそれに伴う地域のネットワークづくりが、若者や女性、起業意欲のある人を惹きつけ、市民の主体性を育む政策支援について提言しました。また、大学生がそのなかで一定の役割が果たし得ることも解説しました。会場や審査員から「大学生が継続的に関わるインセンティブは何か」であったり、「過疎地域にある空き家は活用されないのではないか」、「公共施設として空き家を活用する場合の具体的なアイデアとして何があるのか」など、多数の質問を受け、大変実りある発表の時間となりました。
なお、本コンテストに参加したのは、大阪大学法学部国際公共政策学科、関西学院大学人間福祉学部社会起業学科、京都産業大学経済学部経済学科、甲南大学マネジメント創造学部マネジメント創造学科、同志社大学政策学部政策学科、兵庫県立大学国際商経学部国際商経済学科(50音順)。
【たつの市ウェブサイト:地方創生アイデアコンテスト発表会】
https://www.city.tatsuno.lg.jp/soshiki/1006/gyomu/7/1/8906.html