2022.12.12.
人間福祉学部・研究科創設15周年記念式典を挙行しました

人間福祉学部・研究科開設15周年記念式典(第4回人間福祉セミナー)が、2022年12月10日(土)に西宮上ケ原キャンパスG号館で挙行され、約150名の在学生・卒業生・退職教員・在籍中教職員が参加しました。
関西学院大学の社会福祉教育・研究は、1952年に設置された文学部社会事業学科から本格的に始まり、社会福祉士をはじめとする数多くのエキスパートを輩出してきました。人間福祉学部・研究科は、その伝統を継承し2008年に、関西学院のスクールモットー“Mastery for Service”を体現し、人間とその生活環境である社会を一体のものとして捉え、その交互作用の中で生ずる様々な課題の解決によって社会に資する人材の養成を目指し、創設されました。
 

武田丈・学部長からの開会挨拶、人間福祉学部・研究科の近況紹介の後、「つながる」をテーマに世界で活躍する海外在住の卒業生からのメッセージ、佐藤洋・教授(大学保健館長)からの記念講演、卒業生との懇談が行われました。

佐藤洋教授の記念講演は「⼈間福祉学部の発展のために必要なこと―今こそ卒業⽣とのつながりを!」と題し、先生はご自身の経験を交えながら、「コンパッション(人への思いやり)を教育理念の最初に掲げる学部は数少ない。これから卒業生同士がコンパッションを通じて繋がっていくことが大切。垣根を越えて同じ学び舎に通った人間福祉学部・研究科の同窓生として情報交換の機会をもって欲しい」と、来場者へメッセージを送りました。

最後は卒業生と人間福祉学部とのつながりについて、4名の卒業生と佐藤洋教授との懇談を行い、司会の池埜聡・教授により来場者との掛け合いを交えながら進行。情報交換の場として研究会などを行ってはどうかという意見も出され、会場は大いに盛り上がりました。大和三重・前学部長も閉会挨拶において、「今後も継続した繋がりをもっていきたい」と語りました。
 

当日の式次第詳細については、以下をご覧ください。

【⼈間福祉学部・⼤学院⼈間福祉研究科】創設15周年記念⼤会(第4回人間福祉セミナー)