2022.11.21.
地域の「子ども食堂」の取組みに学生が参加

人間福祉学部の「馬場幸子ゼミ」で学ぶ学生が、西宮市内の「子ども食堂」の取組みに参加し、学びを深めています。

「子ども食堂」は、無料または安価で栄養のある食事や温かな団らんを提供するコミュニティの場を指し、NPO法人や地域住民などにより自主的・自発的な取組みとして運営されています。
子どもの居場所づくりや、家庭における子どもたちの孤食を解消し共食の機会を提供するなど、地域の実情に合わせた目的に基づき、取組みが行われています。

人間福祉学部の「馬場幸子ゼミ」の学生たちは、子ども食堂が地域の中で担う役割や、新型コロナウイルス感染拡大による活動状況の変化などについて、西宮市内の「子ども食堂」の協力を仰ぎつつ、学びを深めています。

<ゼミ生の皆さんからのメッセージ>
 私たちは2022年春学期からゼミで子ども食堂について学んでいます。子ども食堂が地域の中でどのような役割を担っているのか、新型コロナウイルス感染拡大による活動状況の変化などについて、実際に兵庫県西宮市にある「へいなんこども食堂」さんにご協力いただきながら学びを深めています。
 2022年11月6日には「へいなんこども食堂」さんが開催するイベントに参加しました。このイベントは「へいなんこども食堂」さんが主催し、津門川町福祉会や津門川町子ども会の皆さん、私たちのゼミのほか他大学のボランティアの学生などが協力し、地域住民、子ども食堂の利用者、学生が交流できることを目的に企画したものです。具体的には、地域の清掃活動を行ったり、私たち学生が主体となって子どもたちとの遊び企画を行ったり、子ども食堂で準備していただいたお弁当を持ち寄って公園でピクニックを行ったりしました。当日は、約25名の子どもたちと約15名の学生がイベントを通して交流し、コロナ禍以降、人と直接関わる機会が減ってしまった中で、子ども食堂との関わりから人と繋がる機会を生み出していることを肌で実感できました。