2022.03.28.
林直也ゼミが「Super Dash Games~地球の未来は君の手に~」を開催!

 林ゼミは、「スポーツを用いた地域貢献」をテーマに活動しています。これまで、留学生と非留学生の交流を目的としたスポーツイベント、楽しく算数や英語を学ぶための「走って!考えて!陸上×算数教室」、「バスケ de シュートく!English Basketball」など、スポーツを用いた前例のない企画を実践してきました。

 そして今回、着目したのは、SDGs(Sustainable Development Goals)。SDGsの認知度は年々高まっているものの、「具体的な内容まではわからない」「何をすべきなのか分からない」という人が多く、知っているだけでなく、自分にできることを考え、行動することが課題となっています。

 そこで、できるだけ早い段階でSDGsを学び、“「わかる」から「できる」へ”とつなげてほしいという願いを込め、小学5年生を対象に、スポーツを通してSDGsを体験的に学ぶ企画を考えました。

 そして、まん延防止等重点措置解除後の3月22日、イベントは開催されました。

 西宮市立平木小学校の2時限分の時間をいただき、最初の30分間は学生が教諭役を務め、「SDGsとは何か?」「海のゴミや汚れ、食品ロスを放っておくとどうなる?」「今日からみんなにできること!」などを講義しました。

 その後は体育館へ移動し、いよいよ身体を動かします。企画は2種類。ダッシュをしながら、SDGsに関する5つのミッションに取り組む「SDGsダッシュ」、教育学部 湊秋作 元教授ゼミによって作成されたSDGsかるたをダッシュして取り合う「SDGsかるた」。ともに「ダッシュしながら取り組む」、ということで「Super Dash Games」(頭文字をつなげるとSDGs)と名付けました。

 この日を迎えるまで、「どんな課題に着目するのか」「その課題解決にどうやって貢献するのか」「誰を対象とするのか」など、様々なテーマについてアイディアや意見を出し合ってきました。さらには、企画書の作成、小学校への打診・交渉など、準備に多くの時間を費やしましたが、熱心に取り組んでくれている児童たちを見て、学生たちは充実感に溢れていました。

 -Mastery for Serviceの体現へ。

 今回の経験をじっくりと振り返り、更なる実践活動にチャレンジしてほしいものです。学生たちの今後がますます楽しみとなりました。