2021.12.03.
「障害者週間」に合わせて展示企画を開催
人間福祉学部 松岡克尚ゼミで学ぶ学生たちが、障害者週間に合わせて「インペアメント文化」をテーマにした展示企画を実施します。
障害者基本法では、国民の間に広く障害者の福祉についての関心と理解を深めるとともに、障害者が社会、経済、文化その他あらゆる分野の活動に積極的に参加することを促進するため、12月3日から12月9日までの1週間を「障害者週間」と定めています。
「松岡克尚ゼミ」ではこれまでも障害者週間に合わせて展示企画を開催。障害の有無にかかわらず誰もが支えあう「共生社会」の実現について考えるきっかけになればとの思いから、今年度は「インペアメント文化」をテーマにした展示企画をキャンパス内で行っています。ぜひご覧ください。
日時:12月3日(金)~9日(木) ※日曜日を除く
場所:関西学院大学西宮上ケ原キャンパス G号館3階
<ゼミ生の皆さんからのメッセージ>
今年度は「インペアメント文化」というテーマで共生社会について考えてみました!「ろう文化」もインペアメント文化の一種だと考えられます。
①「障害/健常」という二元論では優劣関係を払拭できない
②「異なる文化に所属する」という視点を導入することで「対等」が可能?
③それでも「健常者文化」が支配的で、吸引力あることには変わりない?
あなたはどう思いますか?共生実現の戦略について一緒に考えてみよう!
※イギリス障害学の考え方(「障害」の本質は、社会が設けた「障壁=害」である)に基づき、敢えて「害」をそのまま用いて「障害」表記を採用しています。またその対比としての「健常者」という表記も、それが虚構(「常に健やかなる者」)であることを絶えず銘記してもらうことを意図して、そのまま用いています。