2020.12.02.
“これが、社起やDAY!2020”開催!

 毎年恒例、社会起業学科公式行事“これが社起やDAY!2020”が、11月21日(土)に開催されました。4月中の開催は断念せざるを得ませんでしたが、「入学以来、ほとんどキャンパスに来ることができていない1年生に学びと交流の機会を!」という思いの下、新型コロナウイルス感染症対策を十分に講じた上で開催しました。
 例年、新2年生が中心になって企画・実施するこのイベントですが、今年度は林直也ゼミの3年生及び来年度から林ゼミに加わる2年生が企画・進行を務めてくれました。イベント内容・テーマは、『社会起業学科生による、「フードロスについて考えるグループワーク」、ならびに「軽スポーツを通した交流」』、題して、「社起っと!フードロスポーツやDAY!」、です。
 フードロスについて考える時間では、林ゼミ生が「フードロスがもたらす影響」「フードロスの主な原因」に関する発表を行い、それをもとに、「食品の販売者側に立ち、フードロスとチャンスロス(本来得られたはずの利益を逃すこと)を同時に防ぐアイディア」について、各グループで話し合いました。学生ならではのユニークで斬新、かつ実現可能なアイディアがたくさん出され、このアイディアは後日、関学生協様へ提供されることになっています。

 

 また、軽スポーツを通した交流の時間では、「ボッチャ」に取り組みました。ボッチャとは、パラリンピックの公式種目にもなっている障がい者スポーツの一つであり、老若男女、障がいのあるなしにかかわらず、すべての人が一緒に競い合えるスポーツです(一般社団法人日本ボッチャ協会より引用)。
 「どこをねらう?」「あのボールを弾けばいいんじゃない?」「うまい!」「失敗した!」など、学生たちが熱心に取り組む様子が発言からも読み取れ、交流やコミュニケーションを楽しむ姿が印象的でした。

 その他、「声を出さず、テーマに従って列を並び変える整列ゲーム」や「決められた順番通りに手をたたき、そのタイムを競い合う」ゲームなど、声や道具を使わない「コロナ禍ならではの工夫」が随所に見られました。

 

 イベントが終わる頃には、互いにすっかり打ち解けた様子で、笑顔があふれ、大変有意義な時間となりました。