門前美沙希 他人によい影響を与えられるような人間になる

[ 編集者:経済学部・経済学研究科      2013年5月1日   更新 ]

「なりたい自分になる」

『他人に良い影響を与えられるような人間になる。』
これが私の人生の目標です。というのも私自身、今まで素晴らしい友人や先生、先輩、後輩に恵まれてきました。勉強や部活に一所懸命に励む人、さりげない気遣いができる人、私を認めてくれたり時には叱ってくれたりする人、辛いときにそばにいてくれる人…私はそんな人たちに恵まれてきました。周りの人からいい刺激をたくさんもらってきました。人と関わることで、自分を大きく成長させることができました。他人の良いところを垣間見ることができ、自分を見つめなおすきっかけを得たからこそです。

けれど他人の良いところをマネするのもそろそろ卒業したいのです。他人の良いところを吸収していけば、門前美沙希という人間、それはそれはすごい人間になれると思うのです(笑)。けれど、他人からもらってばかりのステージはそろそろ卒業したいのです。

次は、誰かが私に刺激を受けてマネされるような人間になりたい。
次は、他人にとっていい刺激を私が与えていきたい。
今までもらってきたから、その感謝の気持ちとして、次は人に良い影響を与えられるような人間になりたいと思います。

そんな私の栗田ゼミに入った理由は、将来途上国で貧困と闘う人々の役に立ちたい、そのために途上国について勉強したいと思ったからです。

私が将来、貧しく暮らす人々の何か一つでも役に立てたら…
その人々の人生に何かキラリと光る時間をあげたり、共有したりすることができたら…ひとのために生きる、それこそ人間の生きる糧になるのではないでしょうか。Mastery for serviceなんて言葉もありますしね。

確かに貧しい人々を前にして、私に一体何ができるのかと言われれば言葉が詰まります。私はただの一女子大生にしか過ぎません。魔法使いでもないし、医者でもないので人の命なんて救うことはできません。けれど、こんな私でも他人に何か影響は与えることは出来ると思うのです。

栗田ゼミ
城崎合宿にて (2013年2月)

城崎合宿にて (2013年2月)

栗田ゼミのメンバーは、私にはない素晴らしい面を持っているひとでいっぱいです。少々個性的すぎて圧倒されることもありますが…(笑)そんな仲間と共に課題やフィールドワークや論文執筆…。ゼミに入る当初はこんなに忙しいと夢にも思っていませんでした。やることは山ほどあります。これからも吐きそうなくらいな課題や吐きそうなくらいの飲み会が待っていると思ったら、安心して昼も眠れません。

しかし、ゼミに貢献するため今やるべきことに全力を注ぎ、ゼミ活動に取り組んでいきます。そして、なりたい自分に一歩ずつ近づいていきたいです。