[ 経済学部 ]沿革・歴史
経済学部は、1934(昭和9)年に旧制大学の商経学部として生まれ、日本でも有数の長い歴史と伝統をもった学部です。激動する社会の生みだす新しい課題に取り組みながら、アカデミックな学風と自由闊達な気風とを生み出し、その創造性豊かな研究と教育によって、すぐれた卒業生をこれまで数多く社会に送り出しています。
キリスト教主義に基づく人格の陶冶と経済学の専門知識や経済の背景にあるさまざまな文化やコミュニケーション能力を身につけることを通じて、自分自身を磨ける人間を育てようとしています。このような目的のために、幅広いカリキュラムが体系的に組まれ、より深く学ぶことができるように工夫されています。
時代の流れとともに常にカリキュラムの見直しを行っており、 2012年度においても学生の多様なニーズに応えるための改正を行いました。授業科目は大きく「総合教育科目」と「専門教育科目」とから構成されています。経済学部ではこれらの科目を通じて学生に幅広い視野で経済学を学んで欲しいと願っています。
大学における教育・研究の目的は、変動する社会に柔軟に対応していくとともに、そのような世の中の日々の動きに流されない不変なものを追求し、目に見えないものを見る眼を養うことにあります。学生諸君が、このようなアカデミックな学風と自由闊達な気風のもと、人間性豊かな人格的交わりの中で、この目的を達成されることを願っています。