カンボジアの子供たちに教科書を-募金活動の結果報告(栗田ゼミ)

[ 編集者:経済学部・経済学研究科       2013年1月18日   更新  ]

カンボジアの子供たちに教科書を-栗田ゼミが募金活動の結果を報告


“カンボジアの子供たちに教科書を送りたい”との思いで、栗田ゼミの学生たちが昨年12月に実施してきた募金プロジェクト 「マロンチャリティー for Cambodia 2012」 で、目標としていた30万円が集まり、このほど、カンボジアの小学生のために地理や数学の教材を作成する活動をしているアンコール大学・松岡教授に、集まったお金をお渡しする会を経済学部棟内で開きました。

報告の様子

この会では、まず、栗田ゼミが昨夏カンボジアで実施した農村調査の分析結果を「人的資本と世代間移転」「洪水被害と子どもの健康」「農業の生産性と技術非効率性」「出稼ぎと就学水準」の4つの視点から報告しました。分析の視点は違えど、それらの分析から導き出された政策的インプリケーションに共通するのは教育の重要性。このため各グループから教育環境の改善につながる政策提言を松岡教授に報告し、それに対するコメントをいただきました。先に述べたように松岡教授は、初等教育の普及にも様々な課題が未だ残るカンボジアの農村地域で、自身で作成された教科書の無償配布とその教科書を用いた授業をボランティアで行っています。松岡教授の取り組みと学生自らが導き出した研究の成果が一致することで、募金活動にもより一層熱が入りました。

報告会の様子


研究報告の後に行われた募金で集めたお金を贈呈するサプライズ企画に「ビックリして言葉が見つからない」と松岡教授も感激した様子でした。

カンボジアでは、教科書を1冊作成するのにかかる費用は約3ドル。松岡教授が手がけた教科書の第1版が現在発行されており、今回の募金のお金を使って第2版が発行される予定。小学4年生向けの教科書で、カンボジアの地理や歴史のほか、算数を学ぶことができる。

募金いただいた金額は総額306,000円。内訳は、関学構内で103,230円、学外での募金活動や栗田ゼミ(研究演習入門、研究演習Ⅰ、研究演習Ⅱ)のゼミ生友人・関係者から202,770円を募金いただきました。ご協力いただきました皆様に、この場をお借りし改めて御礼を申し上げます。