2023.11.24.
ヴォーリズ建築でアフタヌーン・ティーを。近江八幡市でのアクティビティを実施しました。

10月7日、滋賀県近江八幡市のヴォーリズ建築の洋館ウォーターハウスで「Architecture×Cooking:ヴォーリズ建築でアフタヌーン・ティーを」という授業外イベントを実施しました。

これは英語と建築の両方に親しむことを目的としたイベントで、建築学部の学生が英語母語話者教員2名と料理と空間について語り合いました。
参加者は英語でアンドリュー先生とダニエル先生とコミュニケーションを図り、ヴォーリズの建築をじっくり見て回り、建物内のヴォーリズのしかけを体感することができました。そして、ダニエル先生の故郷のカナダ風のフレンチトーストとサイドディッシュをいっしょに調理し、「油の泡の音(sizzle)が小さくなったら」というような英語表現も学びました。
1913年に建てられたヴォーリズ建築のウォーターハウスのキッチンは、建築を志す学生の体験的な学びをかなえるのに理想的な場所でした。

今回訪問した国の登録有形文化財でもあるウォーターハウスは、今年5月に広く一般に開放され、実際に利用が可能となったことで企画が実現。文化財の活用方法についても、建築学部の若い学生が身をもって学べる機会になりました。

関西学院大学は滋賀県および近江八幡市と「ヴォーリズ建築等を通じた連携協定」を結んでいます。今回のイベントで得た発見や疑問を持ち帰り、大学での学習につなげ、近江八幡の地域貢献の種を育ててくれると期待しています。

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