伝統的キャンパスの発展的整備

キャンパス整備の道筋

学研的諸問題を解明していく現代の大学で、先進的であるはずのキャンパスと教育研究施設が、なにゆえ古典的と思える一様式で構成されているのだろう。

・スパニッシュ・ミッション・スタイルの歴史と意味はなにか。
・それを関西学院が現代に用いる必然性はあるのか。
・関西学院にとって、はたして有益なことなのか。
・環境を様式で纏めると、教育研究の発展阻害にならないか。

時代に逆らう様な手法に、素朴な疑問が湧いてくるに違いない。

しかしながら、西宮上ケ原キャンパスを訪れて、感動を覚える人は多い。実に単純に、美しい景観や隅々まで整った環境の見事さに驚き、喜びをあらわす。

素朴な疑念と喜びに触れながら、関西学院と株式会社日本設計の40年わたる、まれに見る持続的な協調と協働をもって遂行してきた、キャンパス整備の道筋を辿ってみる。
 

学校法人 関西学院
株式会社 日本設計