2015.11.24.
公開研究会開催のお知らせ

公開研究会「アンデスの織物を観る」
開催日時:2015年11月28日(土)13:30-15:00
会  場:関西学院大学博物館2階実習室

南米、現ペルーの太平洋海岸地帯から高原一帯にかけて発達したアンデス文明は、豊かな染織文化を育みました。その特色は、簡単な道具や織機をもちいながらも、手業によって複雑で多様な染織品をつくりだしたことです。
今回の公開研究会では、そのなかからルーピングと呼ばれる技法について注目します。ルーピングは糸を通した針で輪をつくるようにして編んでいく技法です。一見刺繡に見える鳥の文様やビロードのような帽子など実際の作品を観察しながら、ルーピング技法の解明を試みます。