2021年10月16日(土)〜12月18日(土)企画展「第45回 キリスト教美術展」
展示概要
キリスト教美術協会によって1973年から開催されてきた「キリスト教美術展」が今年第45回を迎えます。これを記念し、来年開催される東京展(於 銀座教会・東京福音会センター、キリスト教美術協会主催)を前に関西学院大学博物館との共催で関西展を開催します。
キリスト教美術協会はカトリックとプロテスタントの二つの美術展の合同によって超教派の美術協会として1972年に設立されました。キリスト教美術の定義はさまざまですが、現在のキリスト教美術協会では伝統的なキリスト教の画題をテーマにした作品、あるいは作家自身がキリスト教の信徒であることに限定せず、作品制作の根底にキリスト教の精神性と呼応するものがあればよいという考えに基づいて活動しています。第45回展では、現在活躍中の作家に加え、キリスト教美術協会の活動を支えてきた物故作家の作品を展示します。とりわけ関西展では、協会の創始者のひとりである田中忠雄の《弟子の足を洗う》(油彩 1957年)をはじめ、関西学院所蔵の渡辺禎雄《ノアの箱舟》(型染版画 1984年)、堀江優《お前は、神の子、メシアなのか。》(水彩 1976年)、鴨居玲《空に叫ぶ》(油彩 1978年)、小磯良平《聖書より》(油彩 1960年)を出品します。さまざまな技法とテーマで創造されたキリスト教美術をお楽しみください。
関西展出品作家一覧 ※東京展とは出品作家、作品が異なります。
田中忠雄/渡辺禎雄/堀江優/鴨居玲/小磯良平/アルベルト・カルペンティール/荻太郎/ 五十嵐芳三/蝦名協子/大久保豊/太田久/竹内一/續橋守/中嶋明/中野耕司/
早矢仕素子/林田滋/東浦哲也/松岡裕子/眞野眞理子/宮地明人/森田やすこ
- 展覧会名
- 第45回 キリスト教美術展
- 会期
- 2021年10月16日(土)〜12月18日(土)
- 開館時間
- 午前9時30分〜午後4時30分(入館は午後4時まで)
- 会場
- 関西学院大学博物館(時計台2階展示室)
- 休館日
- 日曜日・祝日(但し、11月14日(日)は開館)
- 入館料
- 無料
- 主催
- 共催:キリスト教美術協会
見どころ
図録のご案内
イベント中止のお知らせ
母校通信第148号でお知らせしておりましたイベント(10月16日、11月13日)の開催につきましては、諸般の事情により、中止させていただきます。ご了承くださいますようお願い申し上げます。