2010年5月12日(水)~6月8日(火)
頴川美術館・関西学院連携協力記念 浪花百景 ー大坂名所案内ー

展示概要

〈博物館開設準備室としての展示〉
09年10月、関西学院は財団法人頴川美術館と連携協力協定を締結しました。それを記念し、頴川美術館より提供を受けた館蔵品「浪花百景」(浮世絵版画)を企画展示しました。「浪花百景」は、幕末ごろの浪花の名所を季節感豊かな風景とともに描いた100枚の浮世絵で、幕末に上方で活躍した3人の浮世絵師—一珠斎国員、一養斎芳瀧、南粋亭芳雪ーの手により合同で制作されました。当時の大坂は河港が発達していたことから「水の都」と呼ばれ、諸藩の物産が集まる「天下の台所」として活気のあふれる街でした。また、歴史的な旧跡や寺社仏閣、花の名所なども多く存在したことから、内外より巡礼や物見遊山を目的とした人々が各地の名所を訪れました。
本展覧会では、頴川美術館が所蔵する「浪花百景」を一挙展覧し、寺社参拝と物見遊山をテーマに150年前の大坂の名所を辿りました。
【開催記念講演会】
■題目:「あなたの『浪花百景』・わたしの『浪花百景』―私的で小さな『ふるさと』論―」
■講師:永田雄次郎文学部教授
■日時:2010年5月29日(土) 13時30分~15時
■会場:西宮上ケ原キャンパス 大学図書館ホール
■入場無料

展覧会名
頴川美術館・関西学院連携協力記念 浪花百景 ー大坂名所案内ー
会期
2010年5月12日(水)~6月8日(火)
会場
関西学院大学西宮上ケ原キャンパス時計台2階展示室
入館料
無料

図録のご案内

¥1,500(税込)
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関西学院大学博物館:0798-54-6054