2011年4月1日(金)~6月10日(金)
関西学院所蔵の絵画Ⅱ Art of the Bible —視る聖書の物語ー

展示概要

〈博物館開設準備室としての展示〉
関西におけるキリスト教文化の発信地神戸に興った関西学院が所蔵するキリスト教絵画には、日本人がキリスト教を、自らのものとして受容し、表現していることがよくあらわれている作品がそろっています。神戸に育ち生活する中で、自然にキリスト教とふれあうようになった小磯良平、いち早く日本人らしさをもって信仰を表現した田中忠雄、和紙に型染版画という日本の民芸的手法によりイエスを表現した渡辺禎雄、人間の存在・宗教の意味を問い続けた鴨居玲、聖書の中の人物を自分自身に照らし合わせ、人間の弱さを表現しつづけている堀江優。
1点1点の作品の構成や筆のタッチに、画家自身の心や聖書の中の人物の感情があふれでています。
本展覧会では、普段会議室などに掛けられなかなか目にすることのできない関西学院所蔵のキリスト教絵画を、西宮上ケ原キャンパスのランドマークである時計台の2階に集め、展示しました。
【開催記念講演会】
■題目:「聖書の中から人間の弱さを描く―絵画制作にあたって―」
■講師:堀江 優氏(画家)
■日時:2011年5月18日(水)13時30分~15時
■場所:西宮上ケ原キャンパス 大学図書館ホール
■入場無料

展覧会名
関西学院所蔵の絵画Ⅱ Art of the Bible —視る聖書の物語ー
会期
2011年4月1日(金)~6月10日(金)
会場
関西学院大学西宮上ケ原キャンパス 時計台2階展示室
入館料
無料

図録のご案内

¥300(税込)
詳しくはお電話でお問い合わせ下さい。関西学院大学博物館:0798-54-6054