2018.12.14.
<講演会>「EUの文民的安全保障政策-規範的な中二階は持続可能か-」[12/22]

<講演会>「EUの文民的安全保障政策-規範的な中二階は持続可能か-」[12/22]

 産業研究所では、講師に尚美学園大学総合政策学部准教授の小林正英氏をお招きして、産研講演会「EUの文民的安全保障政策-規範的な中二階は持続可能か-」を開催いたします。

 EUの安全保障政策は「中二階」です。主権国家である加盟国と、冷戦期以来の軍事同盟NATOに挟まれながら、統合欧州を安全保障主体として確立することを目指しています。そこで纏う独自性が規範性です。「効果的な多国間主義」であり、「道義的実践主義(principled pragmatism)」であり、安全保障政策における文民的側面の強調です。安全保障主体としてのEUの位置づけが過渡期的なものであるならば、果たして、その規範性は持続可能なのでしょうか。EUの安全保障政策の全体像を振り返りながら、考察していただきます。

 申込みは不要です。ご興味ある皆様の奮ってのご参加をお待ち申し上げております。詳しくは添付ファイルをご覧ください。

■日 時:12月22日(土) 13:30~15:00

■場 所:関西学院大学上ケ原キャンパス 大学図書館3階 産業研究所データ解析室

■講 師:小林 正英氏(尚美学園大学総合政策学部准教授)
<講師プロフィール>
1992年筑波大学第三学群国際関係学類卒業。慶應義塾大学大学院にて博士号取得。
在ベルギー日本国大使館専門調査員(欧州安全保障問題担当)を経て、2002年10月より現職(専任講師)。専門分野は欧州統合と安全保障。

■司 会:市川 顕 氏(東洋大学国際学部准教授/関西学院大学産業研究所客員研究員)

■参加費:無料、申込み手続不要、一般参加可
 

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