2019.12.03.
<講演会>「ニュージーランド経済と深化する対日通商関係 」[12/13]

 産業研究所は、商学部の学術講演会「ニュージーランド経済と深化する対日通商関係 」に協賛いたします。講師には日本貿易振興機構(ジェトロ)主査の林道郎氏 をお迎えしています。
 詳しくは添付のポスターをご覧ください。

<講演趣旨>
 ニュージーランドは 1984 年からの規制緩和政策(ロジャーノミクス)によってそ れまでの政府による統制管理体制から大きく変わった。政府による補助金が激減し、 為替、企業参入などの自由化が一気に進んだ。それに伴い、輸出の主力である農林水 産品を担う産業をめぐる環境も大きく変化した。現在では、乳業会社のフォンテラ社 (売り上げで世界第 4 位(2018 年))など世界的に活躍する企業も輩出している。 TPP(環太平洋パートナーシップ協定)は 2015 年 10 月に大筋合意、翌 2016 年 2 月には署名式が行なわれた。一方で 2017 年 1 月に米国がTPPから離脱したこ とを受け、残る 11 か国での早期発効が検討され、いわゆるTPP11 が 2018 年末 から発効した。これにより、ニュージーランドと日本の間で初めて経済連携協定 (EPA)が発効したことになる。 本講演では、ニュージーランドの現在の経済、産業、ビジネス等に関して解説する とともに、TPP11 などの通商協定も踏まえた両国のビジネスチャンスや実務的課題 などについても考察する。

■日 時 : 2019年12月13日(金)13:30~15:00

■場 所 : 関西学院大学 西宮上ケ原キャンパス B号館203教室

■講 師 : 林 道郎 氏(日本貿易振興機構(ジェトロ)主査)

■主 催 : 関西学院大学商学部

■共 催 : 関西学院大学商学研究科

■協 賛 : 産業研究所


商学部学術講演会「ニュージーランド経済と深化する対日通商関係 」[12/13] PDFリンク