[ 総合政策学部 ]学内・学外で学ぶ

総合政策学部は“Think globally, Act locally.”(地球規模で考え、足元から行動を起こせ)をモットーに、講義で学んだ理論を実際の現場で生かす実践力を養います。

また、フィールドワーク等で発見した諸問題を理解・分析することで、さらに専門性を深め、解決策を探っていく学びこそが、ボトムアップで志向する本学部ならではの特徴です。

ここでは、2名の学生の声と参加プログラムについて紹介します。

(※学生の声および学年は2020年3月時点のものです)

Student's Voice① 現場で得られる気づきを大切に都市再生に取り組む

都市政策学科 3年 高橋 潤平
兵庫県立多可高等学校出身

「都市財政論」の授業で、兵庫県西脇市のプロモーションを考えるフィールドワークを行いました。これをきっかけに、地域の価値を再発見し広く発信したいと考えるように。

現在は、リノベーションした空き家を舞台にイベントを開催したり、空き家から出た和製の家具を外国人向けのネットオークションで販売したりする活動に参加しています。活動の中で、文献やインターネットでは得られなかった新しい発見が多くあり、先入観にとらわれず自ら足を運び調査することの重要性を感じました。地域が直面する問題は、多くの要因が複雑に絡み合っています。幅広い分野の学問を総合的に学習できる学部での学びを生かし、今後も地域の課題解消につながる政策立案をしていきたいです。

まちづくりのフィールドワークに取り組む都市政策学科

都市政策学科では三田市や篠山市、宝塚市、西脇市など複数の地方公共団体と連携プロジェクトを実施してきました。
地域社会との連携を活かし、現場に直結した学びを展開することで実践的な政策立案・実行能力を身につけます。

学生の活動実績例 ―動画紹介―

科目「都市財政論」では西脇市とコラボレーションし、活性化政策の発表を行いました。

Student's Voice② 途上国への問題意識が学問への探究心を高めてくれる

国際政策学科 3年 梅谷 隼人
和歌山・初芝橋本高等学校出身

1年の春休みに参加したベトナムフィールドワークでの経験は、開発途上国に初めて訪れた私にとって発見の連続でした。現地の人々の温かい人柄は、実際に足を運んだからこそわかったことだと思います。
一方で、ひどい交通渋滞や大気汚染といった社会問題にも直面し、途上国支援の必要性をより強く実感しました。

その後、国連ユースボランティアに参加し、国連児童基金ベトナム事務所で5カ月間働くなど、国際問題に触れる経験を重ねてきました。途上国の現実を知れば知るほど知的探究心が高まり、現在、大学では開発経済学の理論とそれに基づくデータによる実証分析についての学習、研究に取り組んでいます。将来は関西学院のモットー「Mastery for Service」を体現する、国際社会に貢献できる人材になりたいです。

海外フィールドワーク(国際教育・協力センター主催プログラム)

開発途上国の現場における導入的学びのためのプログラムです。

国連ユースボランティア(国際教育・協力センター主催プログラム)

「国連ユースボランティア」は、関西学院大学のスクールモットー“Mastery for Service”を体現する、創造的かつ有能な世界市民を育むことを狙いとした、多様な派遣先と活動内容が魅力のプログラムです。

その他:総合政策学部独自のフィールドワーク

総合政策学部では、独自の多彩なフィールドワークを実施しています。
キャンパスで学んだ知識を国内外の各地で実践する機会が待っています。