在学生が語る「総政での学び」古和雅光

[ 編集者:総合政策学部・総合政策研究科       2017年9月14日   更新  ]

古和雅光 (MASAMITSU KOWA)

都市政策学科 3年 広島・修道高校出身

(インタビュー内容は2016年11月取材当時のものです)

授業をきっかけに柏原町の活性化に取り組む。

KOWA

 私が兵庫県丹波市柏原町の地域活性化に取り組むきっかけになったのは、2年生のときに履修した清水陽子先生の「都市政策演習」です。この授業で地域住民の方々や観光客にインタビューを行い、街並み保全や観光振興などについて考察、若い年代の観光客数を増やすために柏原町を紹介する動画を作成、公開しました。また、現地での活動の拠点である関学スタジオが改修されることになり、改修案を提案。リサーチ・フェアでもその内容を発表し、実際の改修作業にも参加しました。
 3年生からは仲間や大学院生とともに、「Wake UP 柏原」として地域活性化のための取り組みを続けています。私の担当はJR 柏原駅周辺の活用方法の検討。利用状況を調査するとともに、柏原駅長をはじめとする地域の人へのインタビューなどを行っています。
 学生の私たちが柏原町を舞台にフィールドワークができるのは地域の皆さんが協力してくださるからであり、期待に応えるためにも柏原町の街並み保全や観光客誘致につながる提案をしたいと考えています。また、私は建築士プログラムに登録しているため、建築の勉強にも今まで以上に力を入れたいと考えています。そして将来はこの体験を生かし、一級建築士として利用者・住民のことを考えた街づくりに貢献していきたいと思います。