在学生が語る「総政での学び」上之郷谷菜月

[ 編集者:総合政策学部・総合政策研究科       2017年9月14日   更新  ]

上之郷谷菜月 (Natsuki Kaminogotani)

総合政策学科 4年 岐阜・岐阜北高校出身

(インタビュー内容は2016年11月取材当時のものです)

論文発表会に向けた活動が自分を大きく成長させた。

上之郷谷菜月

 理論的に答えを導き出す経済学に魅力を感じたこと、1・2年生のときに知った先生の人の良さから、財政学を学ぶ亀田啓悟ゼミを選択しました。ゼミの活動では3年生の6月からグループを組み、冬に行われる学内外の発表会に向けて論文を執筆したことが印象に残っています。
 私たちのグループが取り組んだのは「日本の財政再建の実証研究」です。国内外の先行研究を参考に、政府の人件費などをはじめとする各種データを用いながら、どうすれば財政健全化を図れるのかを考察しました。ときには夜遅くまでメンバーで分析・討議をするなど、自分なりの結論を導き出すまで努力を重ねました。その結果が実り、学内のリサーチ・フェアでは奨励賞、学外のWEST 論文研究発表会では分科会賞を受賞しました。チームで一つのことを成し遂げる作業を通して、自分自身がどんな人間であるかの発見、相手の考えを正確に理解し受け入れ、自分の意見を的確に伝える力など得るものがたくさんあったと感じています。この経験はその後の就職活動やこれから社会に出ても必要な力であると確信しています。

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