[ 総合政策学部 ]都市政策学科

市民、企業、行政が協働できる都市空間の創造をめざす

都市政策学科は活力にあふれるコミュニティを創造していくための都市政策(政策コンサルティング領域)と都市経営に必要な産業の活性化・国際化策(産業インキュベーション領域)に関する教育・研究を行います。また、災害に強い都市の構築をめざす「安全・安心なまちづくり」に関する教育や、地域の国際化をめざした空港政策やインバウンド消費に関する教育も合わせて提供します。 都市政策学科では、こうした課題にグローバルな視点で取り組むことで、地域で、世界で活躍できる人材の育成をめざします。

都市政策学科紹介動画

学びの特色

都市の未来に向けた政策提言を実施

人口減少や国際競争に負けない都市・地方の活性化が重要な政策課題となっています。本学科では、政治学・経済学・経営学・都市科学を駆使し、都市の未来に向けた政策提言を行います。

行政と連携したプロジェクト実践的な学びを展開

自治体との包括連携協定に基づく「政策コンサルティング演習」を開講。インキュベーション施設やふるさと納税など、実際の政策課題に関し自治体の担当者に直接、政策を提言します。

地域活性化・ベンチャー企業の育成地域に起業文化を根づかせる

OB・OGの起業家と連携し「ベンチャービジネス演習」を開講。理系学部の協力のもと、地域の活力を支えるベンチャー起業家の育成と、その基盤となる起業文化を育む政策・制度設計をめざします。

都市のデータを収集し科学する

都市はデータの宝庫。行政、企業、交通、環境、市民意識などのさまざまなデータを、最新のデータサイエンス手法で可視化・統計処理し、政策・マネジメントに生かす方法を学びます。

災害に強い都市のリスク管理と復興政策の提案

都市は多くのリスクに直面しています。本学科では、フィールドワークやデータサイエンスを活用し、防災や復興にかかわる政策提案を、これまでと同様に継続して被災地に届けていきます。

グローバル社会における都市と地域の活性化策とは?

地域活性化をリードする人材の育成

地域活性化に関する基礎知識とデータサイエンススキルを習得し、実際に政策立案・政策評価を行うことで、都市経営・地域運営に必要な能力を育てます。また、理学部※・工学部※・生命環境学部※・建築学部※および学内「研究創発センター」と連携し、地域活性化・地域発ベンチャー育成に能力育成を目指します(※設置届出中)。

時代に即した都市政策を。

都市人口が過密化する大都市化現象が世界レベルで進行する一方、少子高齢化・人口減少にともなう都市活力の衰退や中山間地域の荒廃も顕著になってきています。 地域・都市に固有な社会問題を定量的・定性的に分析し、地域活性化策を立案・実行できる能力を養成します。

総合的・実践的な知識を習得。

政策に関する学びを中心に、都市行財政、都市計画、都市経営、社会学、法学などを学び、総合的・実践的な知識を身につけます。

総合政策学科科目一覧(抜粋)

都市政策論/都市環境論/行政学/財政学/都市政治学/都市財政論/経済地理学/GIS演習Ⅰ/GIS演習Ⅱ/高齢者福祉論 など
※新規科目は決定次第、更新予定

学生の研究テーマ例

  • ●市街地の減築と緑化による街区環境改善効果に関する研究 -熱流体シミュレーション解析を用いた持続可能な建築モデルの提案
  • ●日本の企業におけるダイバーシティ・マネジメントの必要性- LGBT施策が企業業績に与える影響
  • ●日本の高齢者福祉の特徴-福祉レジーム論と歴史的分析による探究
  • ●Reconsidering essential elements for the future research about sustainable tourism