在学生が語る「総政での学び」

[ 編集者:総合政策学部・総合政策研究科       2016年9月2日   更新  ]

登原 英明(Hideaki Tohara)

2014年3月 メディア情報学科卒業

(インタビュー内容は2015年3月現在のものです)

常識にとらわれず考える力が磨かれた。

登原 英明

 長年にわたって海外で生活してきた私は、日本の英語教育に興味を持っています。そこで卒業論文ではICTを用いた英語教育と人間が指導する英語教育をどのようなバランスで用いるべきかを考察。海外の事例と日本を比較し、最適かつ効率的に成果が上がるポイントはどこかを明らかにしようとしています。

 関学のメディア情報学科はこのテーマを研究するのに絶好の環境です。ほかの多くの大学のメディア専攻が「新しい技術を使う」視点からアプローチしているのに対して、関学は「いまある技術を用いて、いかに現代社会の問題を解決するか」という政策とICTを融合した姿勢で研究を行うからです。通常の講義でも現実問題への対策を示すだけでなく、その背景にある社会の仕組みや意思決定まで深く探究するため、課題の解決をめざすための知識や技能を身につけることができました。
さらに教授が話したことを単に理解するだけではなく、その話をもとに自分ならどう思うのか、ほかの視点はないのかを考えることが求められます。こうして身につけた常識にとらわれず考える力を、理想的な英語教育の追求に役立てたいと思います。