2018.08.29.
高校生と大学生がともに学ぶ!「総合政策トピックスA」開講!

8月1日~5日の5日間、総合政策学部では大学生の演習科目に高校生が加わり、5日間で集中的に学ぶ「総合政策トピックスA」(担当代表教員:村田俊一教授)を開講し、今年度も大学生12名に高校生7名(関西学院高等部、啓明学院高等学校、関西学院千里国際高等部)が加わり、合計19名で合宿形式の授業を行いました。

この科目は「理論」、「現場」、「実践力」という3つの視点から授業構成がなされ、「国際公共政策」を中心テーマに、大学生と高校生が一緒に学ぶ課題解決型授業です。

レポート作成、プレゼンスキル、分析手法の基礎を学ぶ時間から、「後発途上国における教育問題を、援助政策としてどのように考えるべきか」といったテーマを設定し、討論し、解決策のシナリオを模索、トランプアメリカ合衆国大統領一般教書演説の内容分析など、様々なケースをモデルにして学びます。授業の中日にはキャンパスを飛び出し、JICA関西(神戸市)やネスレ日本(神戸市)を訪れ、関係機関や企業がSDGs(※)にどのようにアプローチし、関わり社会への役割を果たそうとしているのか現場の方からの声を聞き、学びを深めました。
また宿泊場所でもある千刈キャンプ場でも夜のセッションが行われ、その日のレポート作成、翌日の授業予習と限られた時間の中で、高校生大学生は貪欲に学び、この5日間を過ごしました。

総政トトピックスA(写真)

参加者の声、、、

(大学生)
・向上心ある高校生と大学生がより成長するために今までインプットしてきたものをアウトプットできる場所だった。
・高校生から大学生まで対等に刺激しあい、各個人に足りない点が見つけられた。
(高校生)
・大学生の生の授業を大学生と学べるから自分にとってすごく刺激になるし、高校では学ぶことのできない「答えのない問題」を学ぶことが出来た。
・大変だけれど嫌になる大変さではなく、もっと学びたい、大変だけどもっと頑張りたいと思えるようなプラスの面がとても多い授業だった。

※SDGs:SDGsとは「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称。2015年に国連サミットで採択され2030年までに達成するために掲げた17の目標。