2018.07.20.
総合政策学部都市政策学科建築士プログラムの学生らが、「第15回集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞」実践部門奨励賞を受賞
GRM5デザイン検討中
武庫之荘にある築33年の木造共同住宅(1階245.43m²2階234.09m² 延479.52m²)のリノベーション設計を建築士プログラムの学生らが八木康夫教授と原哲也教授の指導のもと行ないました。
現場打合せ
このプロジェクト(GRM5 Renovation Project)は関西学院大学・大阪大学・武庫川女子大学で建築を学ぶ学生たちが、各大学2住戸分ずつリノベーション設計を行い、その提案を実施する実践的インターカレッジのプロジェクトとして2017年6月にキックオフミーティングを同年7月には実施案デザインレビューを行い1年の時間をかけ完成しました。
本プロジェクトは教育の現場で実戦的な学びの場が必要ではないかという大阪建設様からのご提案で、所有されている空き家であったグリーンルーム武庫之荘5を提供頂き実現しました。
参加した八木研究室と原研究室の16名の学生たちは4つのチームに分かれ4案を提案し2案に絞り込み関学案としました。案が決定するまでプラン・デザインの修正を幾度も幾度も行い、授業では学ぶことができない実践的経験を得ました。このような努力の甲斐あって、「第15回集合住宅再生・団地再生・地域再生学生賞(主催:一般社団法人団地再生支援協会)」において実践部門奨励賞を受賞いたしました。
新たに生まれ変わったこの共同住宅はGRM5(グリーンルーム武庫之荘5)として、これから賃貸市場に流通します。
外観写真