2017.05.18.
三田市での総合政策学部生の活動が毎日新聞に取り上げられました。

2017年4月8日付の毎日新聞に総合政策学部生の活動が取り上げられました。

兵庫県三田市は、にぎわいと活力に満ちあふれる「学びの都まち三田」を目指しています。産官学の連携のもとで、地域社会全体で学生を育む風土づくりを醸成することで、市内外の学生が三田のまちに集い、自主的で活発な活動が行えるようサポート体制の構築を進めています。

この第一歩として開催された「学生のまちづくりワークショップ」と「三田学生サミット」にも総合政策学部生が参加しています。

学生のまちづくりワークショップは、市が学生のアイデアをまちの活性化につなげようと企画し、参加学生を公募しました。関西学院以外にもさまざまな大学や短期大学から学生が集まりスタートしたワークショップは、「三田に加わると、もっとまちが魅力的になる3つの要素」をテーマに約3カ月間、進められてきました。

また、市が事前に実施したアンケート結果や市の統計資料等の分析、関係者への取材、実地調査なども行い、学生らが事業案をまとめました。

そして2016年12月21日に市長をはじめ市幹部に対して以下の提案発表が行われました。

①【三田PR戦略】
市をPRするには、まず市民の三田への愛着を深める必要がある。そこで、自然豊かな三田の農業にスポットを当てる。農作物の生産現場に、発信力がある比較的若い女性層が関われるような、就農促進の仕組みを構築する。

②【駅周辺の活性化】
JR新三田駅の周辺を活性化することで、まちに賑わいを創り出す。具体的には、駅近くの武庫川に花を植えたり、ベンチを置くなど人が集まることができる広場の設置やその広場で学生が運営する食イベントなどを実施する。

③【学生の拠点づくり】
学生同士・学生と市民が交流できるコミュニティ拠点「学生まちなかラウンジ」を三田駅前周辺の飲食店の協力を得て、時間限定で飲食店に設置する。
また、拠点は、学生と市民、NPOなどでチームを組むことで継続的に運営する。

特に③の「学生まちなかラウンジ」は市内の店舗を拠点に今夏に設置される計画で進んでいます。学生の姿が減りがちな夏休みに始められれば、活気ある「学生のまち」になることが期待できるためです。

計画のチームリーダー、永尾俊晴さん(総合政策学部4年生)は「学生のニーズはある。まちの人たちと互いに利点がある仕組みづくりをしたい」と話しています。


(一部、記事より引用)

デジタル毎日「学生のまちづくりワークショップ . ラウンジ開設へ」2017/4/8付外部サイトへのリンク