2015.10.28.
米国ハーバード大学での国際会議で本学総合政策研究科生が最優秀賞を受賞

 去る9月20日から22日にかけて、米国マサーチュセッツ州のハーバード大学国際会議場(Martin Conference Center)で行われた国際会議(第3回21世紀学術フォーラムカンファレンス3rd 21st Academic Forum Conference、主催21st Academic Forum)で本学総合政策研究科博士後期課程3回の川西孝男さんが、最優秀賞(MDP: Most Distinguished Participant AWARD)を受賞されました。
 当会議では、欧米など世界各国から大学教授ら研究者約200人が、21世紀の学術研究に関する学際的かつ国際的な研究成果の発表を行い、同会議に出席された川西孝男さんは、関西学院大学創始者で米国出身のウォルター・ラッセル・ランバスと、当時、米国で注目されたヴァーグナーの聖杯騎士伝説を題材としたオペラ「パルジファル」との関連について英語口頭発表(Title: USA and the Legend of Holy Grail’s Knight: Walter Russell Lambuth as “Parsifal”)され、当時の米国に聖杯騎士伝説の精神が深く根付いていたことを明らかにされたほか、ハーバード大学そして関西学院大学の聖杯騎士伝説との関わりについて例証されました。川西さんはまた、同会議の初日および最終日の第一セッションの座長を務められたほか、主催者側委員会を補佐され、会議全日程の議事進行に寄与されました。川西さんは研究発表の成果とともに議事進行への貢献によって、同国際会議において最も顕著な功績を残した研究者として同賞を受けられました。このAWARDには主催者側から関西学院大学への感謝の意も添えられています。

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