5月27日に、神戸三田キャンパス創設20周年記念講演会『アジア経済の展望とアジア開発銀行の役割』が開催されました。講師としてお招きしたのはアジア開発銀行総裁の中尾武彦氏。

座席数400名程度の会場（Ⅱ号館201号教室）は立ち見も出るほどの大盛況。アジア経済や途上国の現状、またアジア開発銀行の役割とこれからについて、わかりやすく、丁寧にご説明をいただきました。

今回の講演テーマは、先進国・発展途上国問わず深刻化する都市問題、インフラ問題、自然破壊と環境問題など今、国際社会が直面している問題と向き合う関西学院大学総合政策学部にとっては、学びに直結するテーマであり、聴講した学生たちも熱心に聞き入り、メモを取り、積極的に中尾氏に質問をしていました。

総合政策学部では「Think Globally, Act Locally－今、身近な問題から世界の扉を開く－」を学びのスローガンとして掲げています。地球上で起きている諸問題を克服し、自然と人間、人間と人間がともに恒久的な発展を遂げていくための具体策をグローバルな視点で立案し、実行できる人材の育成をめざしています。

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