2024.03.25.
伊佐田百合子教授のゼミが台湾で国際共同研究発表会を実施しました

「学術の架け橋:伊佐田ゼミが拓く国際研究発表会による未来への展望」

2023年12月、伊佐田百合子ゼミが致理科技大学と関西大学と共に国際共同研究発表会を実施しました。2012年の開始以来、今年で11回目となるこのイベントは、コロナ禍でオンラインハイブリッド開催が続いていましたが、4年ぶりに対面での開催が実現しました。台湾と日本の学生が一堂に会し、それぞれの研究成果を発表。台湾からは「和菓子を通じた社会貢献」や「能楽を用いたゲーム制作」といった革新的なプロジェクトが、日本からは「モバイルアプリのマーケティング戦略」や「大学生の起業意識」など時代を反映したテーマが取り上げられました。伊佐田ゼミからは、「地方観光地への台湾人観光客の誘致策」や「VTuberを活用した広告戦略」に関する研究が発表され、特に台湾人学生からの関心を集めました。さらに、致理科技大学が取り組んでいる地域振興プロジェクトに参加し、現地視察を行いました。視察後、学生たちは国際的な視点からのレポート作成と提言を行い、地域振興の実情を深く理解する貴重な体験をしました。この2日間は、学術的な交流はもちろん、参加者同士の絆を深める機会となり、互いの文化への理解を促進しました。

以下は参加したゼミ生のコメントです。

【参加ゼミ生の声】

・発表会後の交流会の中で、現在VTuber関連の仕事をしているという方とも知り合うことができ、台湾のVTuberをたくさん紹介してもらい、交流を図ることができた。

・実際に集めたお金の寄付や、能楽を広めるためのゲームの制作などの実行力の高さ、第二言語にも関わらずプレゼンの質の高さは真似すべきところがたくさんある。

・台湾を実際に訪れて、夜の街が明るく本当に夜間観光が盛んだという印象を受けました。

・金山という観光地には「千年コーヒー」というコーヒー屋さんがありました。これは致理科技大学の学生が一緒に企画したもので、おじいちゃん、おばあちゃんが和気藹々とコーヒーを淹れていてほっこりした雰囲気で溢れていた。

・昨年の研究発表会で同じ班だった台湾学生と、今回の研修で再会することが出来た。今まで1回も生で会ったことはなかったのに、〇〇ちゃんだよね!?と盛り上がることが出来て嬉しかった。